自分はフリーランスに向いている? 見分けるための10のサイン

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以下は読者のムケシュから寄せられた便りと、私からの回答だ。



私は多国籍企業で働いていますが、今の仕事には本当に嫌気が差しています。

今は自営業になることばかり考えていて、タイミングが合えばコンサルタントとして独立したいと思っています。

私の業界で働くコンサルタントの知り合いが数人いますが、私よりはるかに高い報酬を得ているのに、自由時間は私よりも多いです。

自分が独立コンサルタントとして成功できるタイプか、それとも半年でつぶれてしまうタイプかはどうすれば分かるでしょう? 私は現在2人のルームメイトと共同生活をしているので、出費も少なく、フリーランスに転向するには絶好のタイミングです。

どう思われますか?

ムケシュ



ムケシュへ

フリーランスになるタイミングとして2018年が最適かどうかは別として、自営業の道を考えているのは素晴らしいことだ。

ここでは、自営業に向いている人や、その準備ができている人の特徴を5つ紹介する。

1. 企業や個人の抱える喫緊の課題を解決できる専門分野が1つ以上ある。自分がどのような問題を解決できるか、どのような人や企業がその問題を抱えているかが分からない場合、コンサルティング業を始めるのはまだ早いかもしれない。

2. 自分を見込み客に推薦してくれるような人脈を持ち、積極的に外に出てネットワークをさらに拡大する意欲がある。

3. フルタイムの仕事や転職活動を続けつつ、パートタイムでコンサルティング業を開始することができる。または、コンサルティング業がうまく行き始めるまでに1年かかった場合でも、その間の生活を維持するだけの経済的備えがある。

4. 戦略立案から顧客対応まで、あらゆる役割を1人で楽にこなせる。1日に何度も役割を切り替えても苦にならない。必要なときには新しいことに挑戦し、経験から学ぶことができる。

5. コンサルティング費用の交渉や、顧客や見込み客との間に境界線を引くこと、最高経営責任者(CEO)のように振舞うことが、ためらわずにできる。
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翻訳・編集=出田静

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