アイガーはフォーブスの2016年の米国のCEOの年収ランキングで、4位に入っていた。現在66歳のアイガーは2005年にウォルト・ディズニーのCEOに就任し、その功績から1966年にウォルト・ディズニーが死去して以来、同社の最も重要なCEOとみなされている。
アイガーの報酬は2014年に4650万ドルだったが、それ以来は毎年減少しており、2015年には4490万ドル、2016年には4390万ドルだった。
アイガーの基本給は250万ドルに固定されており、減額の主要な要因は報酬として受け取る株式の価値とボーナス額の変動にある。株以外の手当ては2016年の2000万ドルから、2017年には1520万ドルに減少した。
また、公開資料から同社CFOのChristine McCarthyの報酬も、2016年の1020万ドルから2017年には895万ドルに減少したことも明らかになっている。他の役員らの報酬も軒並み減額となっている。
ディズニーは昨年12月、ルパート・マードック率いる「21世紀フォックス」から映画やテレビなどのコンテンツ部門の大半を524億ドル(約5.9兆円)で買い取ると発表した。アイガーの報酬はこの買収がSECの承認を受けて完了後には、再び増加すると見込まれる。
アイガーは今年、退任を予定していたが今月に入り2年間の契約延長を発表。これにより彼は1億ドル分の株式報酬を受け取ることになっている。