トランプ政権、留学生を締め出しへ? 起業界に打撃の恐れ

Benny Marty / shutterstock.com


南アフリカ出身のイーロン・マスクは、ペンシルベニア大学ウォートン校で物理学と経済学の学位を取得した後、テスラやスペースXを創業した。フランス生まれのルノー・ヴィサージュは工学の修士号を取得後、イベントのチケット販売企業「イベントブライト(Eventbrite)」を共同設立。スタンフォード大学出身のエジプト人、アムル・アワダラーは、カリフォルニア州パロアルトに本社を置く時価総額25億ドル(約2800億円)の上場企業クラウデラ(Cloudera)の共同創業者だ。

トランプ政権の新たな規制は、米国の大学に通う留学生を卒業後に締め出すことになるのだろうか? ここ1年の移民政策をみる限りは、この劣悪な提案が政府の正式な政策となる可能性は高い。そうなると、米国は未来の起業家となる人材の多くを失い、国民全員がそのあおりを受けることになる。

編集=遠藤宗生

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