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テックジャーナリスト


和田:我々の売り上げの中で「サウンドテーブル」が占めるのは1割、残りの9割はIoT扉「メモリードア」で構成されています。経済成長著しいインドネシアでは、防犯需要が根強い。誰もがスマホやテレビなどの物的資産を持ちながら、まだ4000万世帯が扉の付いていない家で暮らしているのです。

松本:高品質低価格で生産できるノウハウを生かし、我々自身が新たな家具を生み出していく。そして「Google Home」や「amazonecho」などのスマートスピーカーと連携し、我々の技術やコンテンツで生活をより快適にしていきたい。急成長市場ではスピード感をもってシェアを取ることが重要ですが、カマルクにはそれを実現するだけの競争優位性があると期待しています。

和田:我々の戦略は「ファニチャー2.0」。家具業界に革命を起こすこと。家具が関係する分野にIT、IoTを組み合わせていくことで、人々がより快適に生活できる空間を実現したい。

「サウンドテーブル」は、室内スペースが狭くなりがちな日本でテーブルとスピーカーを一体化させれば、ライフスタイルはそのままに空間が広がるというコンセプトで生まれました。これまではハイエンド層向けでしたが、来年3月にはマス層を狙う製品をグローバルで発売予定です。期待していてください。


まつもと・こうすけ◎1967年生まれ。87年にリョーマ入社。99年に時刻表情報サービス代表取締役就任。04年にザッパラス取締役就任、11年にenish取締役就任、両社は東証マザーズ上場後に東証一部へ市場変更した。ピクスタ、KLab、スタジオアタオの社外取締役を歴任。主な投資先はemotion intelligence、ウォンテッドリー、SMS24/7PTELTD。

わだ・なおき◎カマルク(KAMARQ)ホールディングスCEO。15歳のときに家を飛び出し、18歳から経営者となる。2008年にインドネシアへ単身渡り、家具受託製造工場経営に従事する。2014年6月、IoT(モノのインターネット)家具を手がけるカマルクホールディングスを創業。シンガポールに本社を置き、新たな価値を世界に発信する。

文=土橋克寿 写真=平岩 享

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