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淡い色でトーンをまとめ、空間を調和させる。ソファのファブリックやラグにも超一流の審美眼が向けられれ、真のリラックスを提供する。

衣食住という言葉があるが、そのすべてを生み出しているのが、“モードの帝王”こと、ジョルジオ・アルマーニである。彼の最新プロジェクトから、ミラノのライフスタイルが見えてくる。


ミラノの彩る2大イベントといえば、ファッションのミラノ・コレクションとインテリアのミラノサローネ。この両方で主役を張るのが、ジョルジオ・アルマーニである。彼のファッション業界における名声は、もはや説明不要だろう。しかしインテリア業界でも、彼はビッグネームである。

アルマーニのインテリアに対する情熱は深い。少年期から暮らしているミラノでは、常に人々の注目を集めてしまう。だからこそ家の中だけは、誰にも邪魔されない“自分の家”にしたいと願ったのだ。

ミラノの邸宅には旅先で見つけたオブジェやアートが飾られ、そこで暮らす日々が、彼のインスピレーションの源泉となっている。そのため、ここに置きたいと思わせる家具を見つけるのは難しい。こうなればクリエイターがとる道は一つしかない。理想の空間をつくりたいという思いが、家具やインテリアをプロデュースする「アルマーニ/カーザ」へと帰着するのは自然なことだった。

アルマーニ/カーザの家具たちは、幾何学的なパターンや控えめな存在感、あるいはマテリアルやテクスチャーへのこだわりなど、数多くのポイントで、ファッションやその他のプロダクトとも共通している。それらはすべて、アルマーニのライフスタイルから生まれたからである。


緩やかに空間を仕切る「MUSA」の本棚。5,030,640円(予価)。

アルマーニ/カーザは、2016年から「レジデンス バイ アルマーニ/カーザ」という住宅プロジェクトを本格的にスタートさせた。アルマーニ/カーザ インテリアデザインスタジオとテザー・デベロップメントとの共同プロジェクトで、アメリカ・フロリダ州のマイアミで展開。建築家シーザー・ペリが手がけた高層レジデンスの共用スペースや居室のインテリアを、アルマーニ/カーザが担当している。

既にアルマーニホテルという形でミラノの上質なライフスタイルを表現してきたが、もっと大きな規模で人々の生活に深く入り込むことで、アルマーニの理想とするライススタイルをそのまま提供するのだ。

ミラノは世界でも稀なファッションとインテリアの街であり、心地よい暮らしを楽しむ人々が多い。そんな最先端のミラノ流の暮らし方が、アルマーニ/カーザを通して世界へと広がっていく。


RESIDENCE by ARMANI/CASA シャープな直線で構成されるマスターバスルーム。心地よい空間を大きな窓からたくさんの光を取り入れ、心地よい空間をつくる。

text and edit by Tetsuo Shinoda

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