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2018.01.09 08:30

日本で最も影響力のあるベンチャー投資家 BEST10

sattahipbeach / shutterstock.com

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「日本版Midas List(最も影響力のあるベンチャー投資家ランキング)」は、今年6月に東証マザーズに上場したGameWithに投資をした村田祐介がトップに輝いた。
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【1位】村田祐介|インキュベイトファンド
──キャピタルゲイン:125億円(編集部推計)



むらた・ゆうすけインキュベイトファンド代表パートナー。エヌ・アイ・エフベンチャーズ(現・大和企業投資)を経て、2010年にインキュベイトファンド設立。主な投資先はGameWithなど。
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【2位】坂 祐太郎|ジャフコ
──キャピタルゲイン:76億円(編集部推計)



さか・ゆうたろうジャフコ投資部第二グループ所属。2012年ジャフコに入社し、主な投資先はマネーフォワード、インタラクティブソリューションズ、GIFMAGAZINEなど。

【3位】井坂省三|ジャフコ
──キャピタルゲイン:62億円(編集部推計)



いさか・しょうぞうジャフコ投資部第五グループリーダー。2007年ジャフコに入社し、主な投資先はUUUM、エンカレッジ・テクノロジ、フリークアウト、ペロリ、QUOINEなど。

【4位】北澤知丈|ジャフコ
──キャピタルゲイン:43億円(編集部推計)



きたざわ・ともたけジャフコ投資部第六グループリーダー。東京工業大学大学院社会理工学研究科卒業後、2010年ジャフコに入社。主な投資先はGamewith、Aiming、アペルザなど。

【5位】河野純一郎|伊藤忠テクノロジーベンチャーズ
──キャピタルゲイン:28億円(編集部推計)



こうの・じゅんいちろう伊藤忠テクノロジーベンチャーズパートナー。2002年ジャフコ入社を経て、08年より伊藤忠テクノロジーベンチャーズ。主な投資先は、Fringe81、ロコンドなど。

【6位】渡辺洋行|B Dash Ventures
──キャピタルゲイン:19億円(編集部推計)



わたなべ・ひろゆき|B Dash Ventures代表取締役社長。三和総合研究所、三菱UFJキャピタル、ngi group投資事業本部長を経て、2011年に同社設立。主な投資先は3ミニッツなど。

【7位】井出啓介|東京大学エッジキャピタル
──キャピタルゲイン:17億円(編集部推計)



いで・けいすけ東京大学エッジキャピタル パートナー。スタンフォード大学大学院卒。ベンチャー企業、グロービス・キャピタル・パートナーズを経て、15年より現職。主な投資先はGLMなど。

【8位】田中正人|SBIインベストメント
──キャピタルゲイン:16億円(編集部推計)



たなか・まさとSBIインベストメント投資部次長。2007年SBIインベストメント入社。主な投資先はシェアリングテクノロジー、リネットジャパングループ、マネーフォワードなど。

【9位】元木新|モバイル・インターネットキャピタル
──キャピタルゲイン:16億円(編集部推計)



もとき・あらた◎モバイル・インターネットキャピタル インベストメント部門ディレクター。日本技術貿易を経て、同社。主な投資先は、リネットジャパングループ、nana music、シャノンなど。

【10位】小沼晴義|ジャフコ
──キャピタルゲイン:8億円(編集部推計)



おぬま・はるよしジャフコ投資部第二グループリーダー。1992年ジャフコに入社し、主な投資先はロコンド、エンバイオ・ホールディングス、デジタルメディアプロフェッショナルなど。

<過去のランキング>

2016年
1位 加藤由紀子|SBIインベストメント
──キャピタルゲイン:66億円(編集部推計)

2位 渡辺洋行|B Dash Ventures
──キャピタルゲイン:50億円(編集部推計)

3位 赤浦 徹|インキュベイトファンド
──キャピタルゲイン:38億円(編集部推計)

2017年
1位 仮屋薗聡一|グロービス・キャピタル・パートナーズ
──キャピタルゲイン:23億円(編集部推計)

2位 渡辺洋行|B Dash Ventures
──キャピタルゲイン:18億円(編集部推計)

3位 金子雄一|SBIインベストメント
──キャピタルゲイン:14億円(編集部推計)

フォーブスジャパンは、日本ベンチャーキャピタル協会(JVCA)の協力のもと、会員企業102社に調査を行い、「日本版Midas List」を作成した。2016年11月から17年10月までの1年間におけるIPO(新規株式公開)、M&A(合併・買収)によって得たキャピタルゲインが対象。具体的には、IPOによるキャピタルゲインは保有株式を初値で全て売却した金額から投資金額を引いて算出。M&Aは支払いが確定している金額に限定し、アーン・アウト(将来の業績に応じた支払い)による支払い金額は含まず、投資金額を引いた。今年のランキングでは、インキュベイトファンドの村田祐介が1位に輝き、キャピタルゲインが125億円(編集部推計)と、過去3年で最大となった。

編集=フォーブス ジャパン編集部

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