その仕事、もう1年続けるべき? 答えが「ノー」である10のサイン

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年末年始は決断の時だ。同じ仕事をあと1年続けるか? それとも2018年はより良い仕事を探すべきか──?

「この仕事を続ける価値があるか」を自問するには、今が最高のタイミングだ。

心に留めておくべきなのは、人は実証済みの事柄に固執し、不慣れなものを避けがちだということ。転職は骨が折れる作業だ。今の仕事が自分にふさわしかろうがなかろうが、新しく職を探すよりも現職に留まる方が楽ちんだ。

前進しないということは、むしろ後退を意味するということを忘れ、このまま今の仕事の上にあぐらをかくのは簡単。仕事は単に給料をもらうだけの場所、と割り切って考え始めるのもたやすい。

しかし、あなたの仕事はあなたの芸術作品だ。その点を理解し、あなたが提供する素晴らしい仕事に感謝できる人たちのために仕事をする価値が、あなたにはある。

あなたには、周囲から認められ、対価を払われるべき才能がある。あなたにしか実現できない夢や目標がある。今の仕事や上司、収入レベルが、その夢の実現を阻んでいるなら、なぜもう1年同じ状況にいる必要があるだろう?

以下に挙げるのは、今の仕事があなたの才能にはもはや値しない(あるいは最初から値しなかった)ことを示す10のサインだ。

1. 上司があなたの実力を知らない。能力を示そうとしたことはあるのに、興味を持ってもらえなかった。

2. 2017年が終わりかけているのに、履歴書に追記することが何もない。

3. プロジェクト完遂、顧客の問題解決、残業などで自分を擦り減らしているのに、努力が認められない。「よくやった」はもちろん、「ありがとう」の言葉もない。

4. 最後に仕事が楽しいと思ったのがいつか思い出せない。

5. 知的な刺激を受けたり、創造性を発揮できたりする機会が、就業中ではなく業務外でしかない。

6. 給与が不当に低い。

7. 現在の仕事で、業務的にも個人的にも成長できる見通しがない。

8. 誰もが自分の腹の内を明かさない職場で自分だけトラブルメーカーになりたくないがために、真実を言わずに口をつぐんでばかりいる。さらにもう1年、苦痛を感じながら沈黙し続ける理由はあるのか。

9. 今の仕事をしていると頭が悪くなるように感じる。もっとやりがいのある課題に取り組みたい。

10. 自分の正直な気持ちに相談してみると、「まだここで働くの? もうやめようよ!」との答えが返ってくる。

履歴書を更新し、転職活動を始めれば、春までにはもっと良い仕事に就けるだろう。そのための第一歩は、「自分には、いくら煩わしくとも転職活動をする価値がある。私はその努力に値する人間だ。今より良い仕事に就く価値がある!」と決意すること。 今すぐその第一歩を踏み出せる。何を待っているのか?

編集=遠藤宗生

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