孤独感に襲われやすい年末年始、気落ちしないための7つのヒント

mimagephotography / shutterstock.com

ホリデーシーズンは、私たちが本当に必要としている休息を与えてくれるだけのものではない。本当は不要な物をたくさんプレゼントしてもらうためのものでもない。年末年始の休暇は私たちに、愛や人間関係、家族など、本当に重要なことは何かを思い出させてくれるものだ。

多くの人たちにとって、休暇は人と一緒に過ごす時間であり、許しや優しさを感じる時だ。だが、ひどく孤独を感じる時だという人もいる。出会い系アプリを運営する米Coffee Meets Bagel(コーヒー・ミーツ・ベーグル)が先ごろ発表した調査結果によると、この時期には実際に、多くの人が孤独感を持つようだ。

回答者の61%は、「ホリデーシーズンには普段より余計に、誰かとデートすることを考える」と答えた。これは、驚くべき結果ではない。年末にはその一年の出来事を振り返り、残念な結果に終わったことに今後どう対応しようかと考えるものだ。

また、「新年の抱負は恋人を見つけること」、「(休暇中は)普段より頻繁に出会い系アプリを使う」と答えた人はそれぞれ、回答者の45%だった。

休暇中に「下降スパイラル」に陥らないためには、何に気を付ければいいだろうか。そのための7つのヒントを紹介しよう。

1. 一人にならない

外が寒いときには家にこもっていたい気分になるかもしれないが、その誘惑には逆らった方がいい。パーティーに行く機会があれば、新たな出会いや会話のために、参加するようにしよう。思いにふける可能性は低くなる。

2. ソーシャルメディアを休む

ソーシャルメディアに費やす時間が長くなればなるほど、社会不安は大きくなることが証明されている。休暇中には楽しいことを大げさに強調するような投稿が増える。ソーシャルメディアではなく、自分自身が関心を持てることに時間を使ってみよう。

3. アルコールを控え目に

アルコールはあなたの内に潜むものを増幅させる。あなたが幸せなら、心から楽しむことができるだろう。混乱しているなら、底知れぬ深い穴に落ちていくような気分になるかもしれない。カクテルは控えめにして、感情のコントロールを保つこと。翌朝には、自分で自分に感謝することだろう。

4. 過去のことを蒸し返さない

ノスタルジア、クリスマスのラブソング、この時期ならではの食べ物、これらは危険な取り合わせになる場合がある。何の役にも立たないのに、別れた恋人に電話をかけてしまったりするのだ。過去は過去のものにしておき、先のことに気持ちを集中させること。

5. 気持ちを隠さない

感情を抑えつけ、痛みを感じていることを隠そうとしないこと。何があなたを傷つけているのかを認め、将来に備えるためのチャンスに変えよう。

6. 目標を明確にする

自分の感情に適切に対応することができれば、新年に何を変え、何を取り入れたいと思っているのか明確になる。目標を定め、なぜそれらを目指すのかについても明らかにしておこう。

7. 自分を大切にする

自分に厳しく当たらず、大切にすること。あなたが自分自身を大事に思い、尊重していることを再確認できる何かについて(ささいなことで十分だ)考えてみよう。周囲の人たちに対し、あなたが自分自身を大切にしていると示すことは、同様の敬意をもってあなたに接してほしいと伝えることにもなる。

編集=木内涼子

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事