そんな中、次のビッグネームとして浮上したのがレディ・ガガだ。先日、ガガはツイッターで7500万人以上のファンたちに向け、ラスベガスでの定期公演の契約を結んだことを明らかにした。
ガガの定期公演の開始は2018年12月と、かなり先の話ではあるが、ラスベガスのホテル「Park MGM」のシアターで2年間に及ぶ定期公演のディールが成立したという。ニュースサイト「Variety」は少なくとも36公演の日程が決定済みと伝えており、数十回のステージが実現するのはほぼ確実といえる。
ガガの直近のアルバムの売上は彼女のキャリアの中でベストなものではなかったが、彼女が世界最高の歌姫の一人であることは間違いない。また、ガガはライブから莫大な収益をあげるアーティストとしても知られている。ブリトニー・スピアーズやジェニファー・ロペスらはラスベガスで、一晩数十万ドルもの売上を生んでおり、ガガの定期公演がこれに匹敵する額を稼ぐのは確実だ。
スピアーズの「Piece of Me」と題した定期公演は、今年2月までの約3年間で1億ドル(約113億円)を超える興行収入を稼ぎだしていた。ガガの興行収入はスピアーズを上回ることも考えられる。
ガガは次回のアルバムを2020年の終わりまでにはリリースするとみられている。彼女の新曲がラスベガスで披露されることも、大いに期待できそうだ。