インフルエンサーになる方法 成功のための10か条

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最近は広告ブロックツールやDVR(デジタル・ビデオ・レコーダー)、音楽ストリーミングサービスが普及し、以前ほど広告を見ることがなくなった。そのため、消費者の購買行動に大きな影響力を持つ人物「インフルエンサー」を使用したマーケティングが、最も効果的な宣伝形態となっている。

インフルエンサーは忠実なファンを抱え、偽りのなさや信頼感があるため、商品を消費者に売り込む上で効果的だ。きっとあなたも、有名インフルエンサーをソーシャルメディアでフォローし、異国での休暇やおしゃれな服、かっこいいライフスタイルについての投稿を追っていることだろう。

自宅で仕事をし、高い報酬が得られ、無料の試供品をたくさんもらえるインフルエンサーになりたくない人など、果たしているだろうか。では、一体どうすればインフルエンサーになれるのか? インフルエンサーとして成功するための10か条を紹介しよう。

1. 自分にぴったりの分野を見つける

まずは、自分が情熱を持っていることを書き出そう。旅やメーキャップ、レビューのような一般的な分野にする必要はない。

例えばカリーナ・ガルシアは、スライムの自作法を伝授するユーチューブチャンネルで一躍有名になった。彼女は現在、何百万人ものフォロワーを抱えている。また、米小売大手のターゲットではガルシア独自のブランドを販売中だ。何でも好きなことを追求するのが重要だ。

2. 独創的なことをする

なかなか成功しない「ライフスタイル」ブロガーは多く存在する。あなたの友人の中にも挑戦した人がいるのではないか? ファッションや食べ物、旅行などに情熱を燃やしていてもフォロワーが増えないのは、ありきたりだからだ。ライバルとは違う存在になる必要がある。

3. 媒体を選ぶ

全ての媒体で成功することは不可能だ。まずは注力する媒体を1つ選ぶこと。その他に追加で活動するチャネルを2つほど選んでも良い。おもしろ画像投稿で人気を得た「FuckJerry」は何年もツイッターやフェイスブックのアカウントを持っていなかった。インスタグラムでの反響が最も大きいことに気づき、この媒体での成功に全精力をつぎ込んだからだ。まずは注力する媒体を決めて拡大に取り組もう。

4. ソーシャルメディア戦略を立てる

やみくもに活動を進めるのではなく、計画的にコンテンツを作成する。今後3か月の間に作成したいコンテンツをリストアップし、投稿する頻度や時期を決める。一貫性が鍵だ。

5. 最高のコンテンツを作成する

最も多くの時間を費やすのがこの部分だ。最高のコンテンツを作成しよう。これはあなた自身のブランドだ。また、投資を恐れてはいけない。会社を立ち上げるときに投資が必要なように、真剣にインフルエンサーを目指す場合は、良い機材をそろえる必要がある。
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編集=遠藤宗生

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