「Galaxy Note 8 Avant Edition」と呼ばれるこのデバイスは、どの作品も99個しか製作しないことで知られる韓国のアーティスト「99 Avant」とのコラボで生まれたもの。虎をテーマにした専用ケースと、69x45cmの大きさのプリントアートとともに提供され、韓国内のみで99ユニットの限定販売となる。
99 Avantは2015年に活動を開始し、韓国のアート大賞“Korea Innovation Culture& Arts Awards”のグランドプライズを受賞したと公式ページには記載されている。
しかし、ここで注目すべきは、この端末自体の「スペシャル」な点は、内部ストレージ容量が従来の64ギガバイトから256ギガバイトに拡張されているという、その一点のみであることだ。特別なカラーや特別な機能が装備されている訳ではない。通常版よりも容量が大きいNote 8という、それだけなのだ。
そして、サムスンはこの端末を1800ドル(約20万円)という衝撃的な高価格で販売するという。ブランドとモバイル端末のコラボが、一体どこまでの価値を生み出せるかという疑問に対するサムスンからの回答が、この「Galaxy Note 8 Avant Edition」なのかもしれない。