知らずに職場の嫌われ者に? 気をつけるべき9つの癖

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ほとんどの人は、職場では皆から愛される存在になろうと努めるものだ。少なくとも、職場に1人はいるような厄介な同僚にはなりたくないはずだ。

残念なことに、知らず知らずのうちに同僚をいら立たせてしまう癖を持っている人は多い。ここでは、意識せずに同僚を不快にさせてしまう9つの行動とその解決法を紹介する。

1. 過去の栄光に固執する

同僚は、大学や前職でのあなたの成功談に興味はない。私はグーグル入社時、輝かしいプロジェクトをすぐに任せてくれることを期待していたが、現実はそう甘くはないことがすぐに分かった。素晴らしい経歴があれば仕事は見つかるかもしれないが、入社後は全く別物だ。

上司からは「再び一から自分の能力を証明しなさい」と言われたので、地道な仕事をコツコツと続けた。その結果、3年後には、自分よりもずっと年配の従業員向けプロジェクトのリーダーを任せられるようになった。

2. 自分のやり方を強制する

常に自分が正しいとは限らない。同僚はあなたにはない知識や経験、見識を持っているので、その意見を聞けば間違いを防ぎ、自分だけでは考えつかなかったような革新的な解決策を発見できるかもしれない。謙虚になり、協力する意思を示そう。他者の観点で物事を見ることを拒めば、あなたと一緒に働きたい人は減る。

3. 質問をしない

あれこれ質問をしないことが同僚のためだと思っているかもしれない。しかし、質問しなかったせいでプロジェクトが大失敗に終われば、同僚には迷惑でしかない。理解できないことがあれば、自分から助けを求めよう。後で大変な尻拭いをさせられるより、よほどましだ。

4. 同僚と友情を育もうとしない

自分を全く相手にしてくれない人の周りにいたがる人はいない。同僚があなたとコミュニケーションを取ろうとしているのに毎回冷たい態度を取っていれば、友達はなかなかできない。

ケータリングサービスを提供する米スタートアップ、ハングリーのシャイ・パーラバーニ社長は「冷たい態度を取っていれば、職場には大きな緊張感が生まれる。私たちは従業員同士がより気軽な雰囲気で交流できるよう、企業への仕出しサービスを開始した。昼食を一緒に取るなどシンプルなことを通して、友好関係を築ける」と話す。同僚と距離を置くのではなく、職場で友情を育む時間を短時間でも持つようにしよう。
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翻訳・編集=出田静

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