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2017.12.22

Huluが「米国人のテレビ視聴傾向」公開、今年はコメディが人気

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「ソーシャル・ビューイング」が人気

さらに、米国人の77%がスマホを保有しているが、視聴で最も使われたのはリビングルームにあるデバイスで、複数人でコンテンツを視聴する、「ソーシャル・ビューイング」を好むユーザーが多かった。一人で視聴するのを敬遠するユーザーが多く、59%はパートナーか配偶者と、31%は子供と、30%は友達か他の家族メンバーと視聴していることがわかった。また、ソーシャル・ビューイングを行うのが最も多い曜日は日曜日だった。

コンテンツで特に人気が高かったのは、「サウスパーク(South Park)」で、2017年の視聴時間は1億700万時間に達した。サウスパークの中で最も視聴されたのは、シーズン20のエピソード10「The End of Serialization As We Know It」(初回放送は2016年12月)だった。

ほかに人気が高かったコンテンツは、「ファミリー・ガイ(Family Guy)」、「LAW & ORDER:性犯罪特捜班(Law & Order SVU)」、「ボブズ・バーガーズ(Bob’s Burgers)」、「リック・アンド・モーティ(Rick and Morty)」などだ。Huluのオリジナルドラマで最も人気が高かったのは、「侍女の物語(The Handmaid’s Tale)」で、各エピソードの視聴の66%が配信開始から3日以内に行われた。

映画で最も人気が高かったのは、ウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグが主演した「パパVS新しいパパ(Daddy’s Home)」で、2017年だけで1200万回以上も視聴された。2016年に最も視聴された「スポンジ・ボブ/スクエアパンツ ザ・ムービー(The SpongeBob SquarePants Movie)」とはテイストが大きく異なる点が興味深い。

Huluで視聴時間が最長だったユーザーは、平均的なユーザーの48倍も長く、654本の映画と195種類のテレビシリーズを視聴した。全米の州でユーザー1人当たりのHulu視聴時間が最も長かったのはモンタナ州で、過去2年間首位だったウィスコンシン州を抜き、初の「栄冠」に輝いた。2位以下は、ノースダコタ州、アイダホ州、アラスカ州、ワイオミング州、ウィスコンシン州の順だった。

編集=上田裕資

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