NiidoのCEOを務めるHarvey Hernandezは「2018年末までに4つのロケーションをオープンさせる予定だ」と述べた。特定の地域名は挙げなかったが、今後数ヶ月以内に明らかになるという。
エアビーアンドビーはHarvey Hernandezが運営する不動産デベロッパー「Newgard Development」と組んで、昨年からエアビーアンドビー専用のマンション群の建設プロジェクトを進めてきた。その後、生まれたのが「Niido Powered By Airbnb」のブランド名で展開する民泊専用マンションのアイデアだ。
このプロジェクトは旅人にフレンドリーな物件のオーナーと、旅行客のための理想の場所を提供したいとの思いから始動した。フロリダのディズニーワールド最寄りの地域では、324ユニットのマンション団地の建設が進んでおり、2018年の第1四半期にオープン予定だ。
オーナーたちは「マスターホスト(MasterHost)」という代行サービスが利用可能で、カギを忘れてしまったゲストや、深夜のチェックインの対応を依頼することが可能だ。
エアビーアンドビーはこのプロジェクトを通じ、これまで以上に多様な物件を提供していきたい考えだ。同社のグローバルポリシー部門のChris Lehaneは2018年の目標として、ゲストたちにより快適な宿を提供することをあげている。エアビーアンドビーは先日、ベッド&ブレックファストの業界団体「Association of Independent Hospitality Professionals」との提携もアナウンスしていた。