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IvanRiver / shutterstock.com

ユーザーの周囲360度が撮影可能な360度カメラは、ガジェット好きの間で急速に認知度を拡大させている。その代表的デバイスとして知られるのが、中国深センのスタートアップ企業「Insta360」の最新モデルの「Insta360 One」だ。

ここではInsta360 Oneとリコーの「Theta V」を比較してみたい。ちなみに価格のほうは12月16日現在、アマゾン上でInsta360 Oneは約3万9000円。Theta Vは約4万9000円となっている。

まず、静止画の画質についていうとInsta360 OneのほうがTheta Vよりも解像度は高いものの、色の鮮やかさやノイズの少なさの点ではTheta Vに軍配があがる。これは動画についても同様で、両機種とも4Kの秒間30コマの撮影に対応するが、Theta Vのほうが、わずかにクオリティが高い。つまり画質を最優先したい人にはTheta Vをお勧めする。

また、360度カメラにおいて使いやすさは非常に重要だ。この点ではInsta360 One のほうが、Theta Vのずっと先を行っている。

Insta360 One には手ブレ防止機能が備わっており、非常にスムーズな動画が撮影可能だ。また、“フリーキャプチャー機能”を使えば、360度動画から好きなアングルの16:9の比率のフラットな動画を切り取るこができる。この機能を用いると、とりあえず周囲の全景を撮影しておいて、後から見たい部分だけをカットした動画が作れるのだ。

この機能は値段の高い競合製品の「Rylo」や「Garmin」「GoPro Fusion」にも実装されているが、それらよりずっと安い価格のInsta360 One でも楽しめることは特筆すべきことだ。また、動画を撮影中に任意のオブジェクトを自動追尾する機能も備えている。

またスマホとの連携については、Theta VはアンドロイドとiOSのモバイル端末に対応。WiFi経由で映像データを端末に表示し、モバイルから操作が行える。

一方で、Insta360 One はWiFiではなくブルートゥースで端末と接続可能だ。しかし、Insta360 OneはiPhoneのライトニング端子に挿して使うのが標準的な使用方法だ。また、アンドロイド端末で使用する場合は、専用アタッチメントを使用する必要があり、これに少々手間がかかる。Insta360 Oneは、基本的にはiPhoneユーザー向けの製品と考えたほうがいいだろう。

繰り返しになるが、画質を最優先に考える人にはTheta Vをお勧めする。しかし、印象的な写真や動画を、手軽にSNSに投稿して目立ちたい人には、Insta360 Oneが最適な製品といえる。

編集=上田裕資

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