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Linda Parton / shutterstock.com

中国アリババの新たなイノベーションは、自動車を自動販売機で売ることだ。アリババは米国のフォードと提携しこの試みを始動させる。

アリババは2018年、上海と南京に自動車用の自動販売機を設置し、スマートフォンのアプリで車が買えるようにする。これが実現すれば人々の車の買い方が激変することは確実だ。

車の購入を検討中の顧客はまず、アリババの「淘宝網(タオバオ」)アプリで欲しい車をセレクトし、色やオプション装備等を指定する。さらに、自撮り写真を送信して本人確認がとれれば、試乗の場所が通知される。

そして顧客は巨大な自動販売機がある場所に向かい、顔認証でロックを解除すると試乗用の車が出てくるという流れだ。アリババが公開中のデモビデオでは、この巨大な自動販売機は5階建ての透明な立体駐車場のような外観で、ビルの頂上には猫のマークがついている。

顧客は自分が選んだ車が、ビルの中をぐるぐると回って出て来る様子を見られる。その場でデポジットを支払うと最大3日間試乗することができ、購入するか、もしくは別の車を試すこともできる。試乗は一か月に5回までという制限もある。

アリババは上海と南京でこの自動販売機をテストした後、中国の他の都市に広げていく計画だという。フォードは既にアリババと合弁会社を立ち上げ、2025年までに15モデルのハイブリッド、もしくはEV車を中国市場に送り込むと発表した。これにより、フォードは中国のEVカー市場で大きな足がかりを得ようとしている。

編集=上田裕資

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