「一生に一度は一人旅をするべき」 専門家が挙げる5つの理由

pan_kung / shutterstock.com

世界を見るために一人で旅に出ることについて、メディアはそのさまざまな利点を伝えている。それでも、実際に一人旅をすることには不安がつきまとう。怖そう、気が乗らない、などと思ってしまうのは、安全性や孤独、退屈、などを心配するからだ。女性にとっては、なおさら不安は大きい。男女不平等は、世界中にまん延する問題だ。

だが、それでも一人旅は私たちにとって有益なものと言える。それはなぜだろうか?理由を挙げればきりがない。そこで、数あるメリットの中でも特に私たちに影響が大きいと考えられる5つの利点を、フリーランスのトラベルライターである筆者の視点から紹介する。

1. 独立心が養われる/強くなれる

よく一人旅をする人たちは、「旅から戻ったときには、自分が強くなったように思える」と言う。人生に対する新たな視点を得て、新しい自分になって帰ってくるのだ。実行したいあらゆることについて、自分なりの計画を立てることができる。

2. 自信がつく

一人旅をすることは、勇気のいることではない。きちんと計画を立て、目的地について詳しく調べておけば(安全性や文化的ルール、言語など)、途中で何が起きても適切に対応することができる。完璧な準備はできないとしても、一人で自分の「安全地帯」の外に出ることは、私たちに自信を与えてくれる。知らない場所に一人で行くことは、さまざまな状況に対応する方法を学ぶ機会を与えてくれる。

3. 自分を知ることができる

一人旅は、自分自身の本音に耳を傾け、自分の進みたい方向を明確にする機会になる。自分自身の決断についてよく考え、今の自分を形作っているのが何なのかをより良く理解することができる。短い時間でも一人で過ごすことで、自分自身を見つめなおし、自己発見につなげることができる。

4. 新たな出会い/友人ができる

一人でいることが好きな人にも、旅行中には新たな友人ができるかもしれない。旅行は心が躍るような冒険、意義ある経験になる。知らない人や異なる文化に接する機会を与えてくれるものだ。出会った人から、人生を変えるような影響を受ける可能性もある。最近では、アプリを通じて似たような好みを持った旅行者たちと知り合うこともできる。

5. 自由になれる

グループで旅行するのも悪くない。だが、一緒に旅に行く予定だった友人の都合が悪くなったからといって、キャンセルするのはとても残念なことだ。一緒に行ってくれる誰かが現れるのを待っていては、行きたい場所の全てに行くことなどできない。世界はそれほど狭くないのだ。

一人旅は究極の自由を与えてくれる。行き先も日程も予算も、全て自分だけで決めることができる。頼れるのは自分だけだ。怖さも感じるかもしれないが、力を与えてくれることでもある。

編集=木内涼子

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事