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Nestor Rizhniak / shutterstock.com

仕事を探す際は、入社時の給料が高いものばかりに目がいってしまいがちだ。しかし給与の伸び率は仕事によって大きく異なるため、長期的な視点も重要となる。

給与情報サイトのペイスケール(PayScale)は、給与の増加が早い専攻課程と遅い専攻課程に関するデータをフォーブスに提供した。

同サイトは、200万人以上の大卒者を対象に、キャリア初期(勤続年数5年以下)と中期(勤続年数10年以上)の給与額中央値を比較。489の専攻課程を分析し、ランキングを作成した。

この給与額には、基本給に加え、賞与、利益配分、チップ、歩合などの特別報酬が含まれる一方で、株式報酬や退職手当は含まれていない。ランキングのトップ10は以下の通り。ワースト10は記事末尾に掲載している。

米国で給与の増加が早い10専攻課程

1位 石油工学
初期給与:9万4600ドル(約1070万円)
中期給与:17万5500ドル(約1980万円)

2位 保険数学
初期給与:5万6400ドル(約640万円)
中期給与:13万1700ドル(約1480万円)

3位 保険数理学
初期給与:6万1200ドル(約690万円)
中期給与:13万800ドル(約1470万円)

4位 原子力工学
初期給与:6万9000ドル(約780万円)
中期給与:12万7500ドル(約1440万円)

5位 化学工学
初期給与:7万300ドル(約790万円)
中期給与:12万4500ドル(約1400万円)

6位 海洋工学
初期給与:7万3900ドル(約830万円)
中期給与:12万3200ドル(約1390万円)

7位 経済学・数学
初期給与:6万ドル(約680万円)
中期給与:12万2900ドル(約1390万円)

8位 地球物理学
初期給与:5万4100ドル(約610万円)
中期給与:12万2200ドル(約1380万円)

9位 認知科学
初期給与:5万4000ドル(約610万円)
中期給与:12万1900ドル(約1370万円)

10位 電力工学
初期給与:6万8600ドル(約770万円)
中期給与:11万9100ドル(約1340万円)

今年のランキングで給与の増加が最も早かったのは、昨年と同じく石油工学だった。2位との給与の差は約4万ドル(約450万円)に上る。

2位の保険数学は、数学モデルを使い保険・金融などの業界のリスク査定を行う分野だ。

5位の化学工学は、スタンフォード大学によれば「素材の製造・変質・輸送プロセスの考案とデザイン」を行う。たとえば車両部品用接着剤の製造や、有害化学物質が環境に影響を与えないような製造プロセスの開発など、活動分野は多岐に渡る。

8位の地球物理学を専攻した人には、石油・ガス分野のエンジニアや地震学者になる人のほか、考古学者や環境保護活動家向けに地質調査を行う人もいる。

以下は、給与の増加が最も遅い10専攻課程だ。

1位 幼児教育学
2位 小児・家族学
3位 獣医技術
4位 幼児・初等教育
5位 小児発達学
6位 家族学
7位 人材サービス(HS)
8位 フォトジャーナリズム
9位 聖書学
10位 ソーシャルワーク(SW)

編集=遠藤宗生

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