キャリアで前進できない人が持つ5つの悪習

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ここでは、あなたにふさわしい人生やキャリアを遠ざけてしまう5つの悪い習慣を紹介するが、いくつか自分に当てはまることがあっても落胆しないように。私たちは皆、悪い習慣にはまってしまうときがある。重要なのは、自分が恐怖心を持っていることに気づくことだ。

自分が怖がっていることに気づけば、その克服のため、周りに助けを求めることができる。周りに「おやおやかわいそうに、あなたのせいではないよ」と言わせてしまうと、恐怖心が強くなるばかりだ。あなたのせいかどうかは全く関係ない。

最低の上司の下で働いている場合、その仕事を受けたことはあなたの責任ではないが、積極的な行動を取らずに不機嫌面をしたままその職にとどまれば、あなたの力は吸い取られ続ける。

そうなってしまえば悲惨だ。仕事を辞めずに愚痴ばかりこぼしていれば、傷つくのは自分以外の何者でもない。あなたの上司には全く影響なしだ。

キャリアの前進を阻む5つの悪習は次の通り。

1. 直感的に「この仕事はやめたほうが良い!」と感じているのに、それを無視する。

2. 自分の不幸な状況を周りの人(上司など)のせいにする。上司には、あなたを幸せにする責任はない。自分の人生に必要なものを理解し、ニーズや願望に合わせて人生を変えられるのはあなただけだ。

3. 「転職先を見つけるのは難しい」「変化を起こすほど今はもう若くない」などの誤った理由で、自分には合わない仕事にとどまっている。

4. 仕事で怒りを感じ、傷つき、不当に扱われていると思っているのに、沈黙を保っている。怖くても、声を上げればエネルギーを前向きな方向へと変えられる。言葉に出すのは勇気が要るが、人生で重要なこと、やる価値のあることには必ず勇気が必要だ。見えないが強力な恐怖の壁を乗り越えさえすれば、より強い自分になれる。もしかしたら、あなたの上司はこの教訓を授けるため、あなたの人生に現れたのかもしれない。

5. 誰かが自分の問題を解決してくれることを期待している。人は自力で戦わなければヒーローにはなれない。

私に便りを書いたのは、現状に立ち向かって新たな職探しを始めるようにと言われることを直感的に分かっていたからではないだろうか。もうすぐ新年。フォレストとそのいとこに、あなたの人生の1年を再び与える必要などない。あなたには、もっと良い待遇を受ける資格がある。

履歴書を準備して、転職活動を始めよう。世界は広い。体に力がみなぎるあなたを、誰も止めることはできない。

翻訳・編集=出田静

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