CAO、CDO、CKO、CQO 全47種の「CxO」最新図鑑

フェイスブックCEO:マーク・ザッカーバーグ(左)、アップル元CEO:スティーブ・ジョブズ(中央)、フェイスブックCOO:シェリル・サンドバーグ(右)


Chief Project Officer最高計画責任者
企業のポートフォリオから逆算した、各プロジェクトの戦略立案やリソース配分、人材配置などを担当する役割。

Chief Product Officer最高プロダクト責任者
企業が生み出す製品やサービスの開発・運用・管理に責任を持つ役割。営業やマーケティングのみならず、エンジニアリングなどにも理解がある人物でなければならず、様々な分野における知識が必要となる。

Chief Quality Officer最高品質責任者
企業の製品やサービスの品質管理に責任を持つ。高品質を保ち、維持していくための情報収集などの業務全般を取りまとめる。

Chief Revenue Officer最高売上責任者
企業の売り上げに責任を持つ。特に収益構造から、コスト管理や事業ポートフォリオ見直しなど収益構造を管理する。

Chief Risk Officer最高リスク管理責任者
企業経営を行うにあたって起こり得るリスク全般を管理・報告する役割。危機を最小限に抑え、経営陣をサポートする。

Chief Social Responsibility Officer最高社会的責任担当者
企業のCSR活動を推進する担当者。社会貢献的な側面もあるが、結果として事業とのシナジーを生み出すこともある。


ヘルスケアアプリを提供するフィンクは、今年8月、同社CSROにサッカー選手の香川真司が就任することを発表した。

Chief Sustinability Officer最高サステナビリティ責任者
環境保護の観点から、持続可能性のある経営、事業展開を促進する役割を担う。企業のCSR活動と結びつけて語られることが多く、2015年にはティファニーがCSOを設置し、話題になった。

Chief Security Officer最高セキュリティ責任者
企業の情報セキュリティ対策全体の統括を担う。情報システム利用の拡大により、その重要性はより一層求められている。

Chief Storage Officer最高記憶媒体管理責任者
企業が保有するあらゆるデータを保管する、サーバーやクラウドなど記憶媒体装置の管理・運用に責任を持つ役割。

Chief Strategy Officer最高戦略責任者
経営陣と共に企業の戦略立案を行い、実行プロセスを構築。事業部横断的なシナジーを生み出すことを求められる役割。

Chief Technology Officer最高技術責任者
企業の製品やサービスに関わる技術面全般を統括する責任者。組織の規模によって役割は異なり、実務に関わることもある。

Chief Underwriting Officer最高契約査定責任者
他社とのアライアンス締結など、企業が外部と何らかの契約を締結する際、その内容を査定する役割。法務担当が担う場合も。

Chief Visionary Officer最高ビジョナリー責任者
企業のビジョンや理念を企業内に浸透させる役割。特に人が増え始めている企業では、社風醸成や人材育成の促進を任される。

Chief Wellness Officer最高健康責任者
人の健康を経営における重要な資源と捉え、従業員の心と体の健康を維持、増進に取り組む役割。食生活の改善や人事評価の見直しなど様々な改革を行うことによって、従業員の健康的な労働環境を整備する。

Chief Workstyle Officer最高ワークスタイル責任者
企業における、従業員の働き方改革を推進する役割。業務効率化、生産性向上、メンタルヘルスなどを鑑みた理想の働き方から逆算し、リモートワークやフレックス勤務などの社内制度や人事制度を整える。

構成=フォーブスジャパン編集部

この記事は 「Forbes JAPAN CxOの研究」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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