Chief Accounting Officer|最高会計責任者
財務状況に関するデータの収集、分析、活用までを行う役割。CFOと比べ、日々の状況に目を向け管理監督する立場。
Chief Administrative Officer|最高総務責任者
経理など総務に関する業務執行を統括する役割。内部監査を実施する場合もあり、その結果を分析し改善する。
Chief Analytics Officer|最高分析責任者
企業が抱えるビッグデータを、自社のビジネスに戦略的に活用する役割。特に保険金融や医療分野の企業に増えはじめている。
Chief Branding Officer|最高ブランド責任者
企業、製品、サービスなどにおけるブランドの意思決定を担う。戦略とは異なる視点からブランディングを検討する。
Chief Business Officer|最高ビジネス責任者
マーケットに対する洞察力を持ち、自社ビジネスを加速化させていく役割。SNSなどのチャネル増加に伴い、既存のマーケティング担当者が扱う領域が増えている中で、顧客へのより深い理解が求められる。
Chief Communication Officer|最高コミュニケーション責任者
企業メッセージやブランドの一貫性を確立するために、記者会見など対外的コミュニケーションを担う責任者。
Chief Compliance Officer|最高コンプライアンス責任者
法令遵守に対する自社内の体制構築や運営に関する責任を持つ。現状は企業の法務担当、法律顧問などが担うことが多い。
Chief Creative Officer|最高クリエイティブ責任者
製品やサービスのブランドに関する方向性を、企業の特徴やユニークな点などを加味し、デザインの観点から創り上げていく役割。ファッションブランドなどに多く、一般企業ではあまり普及していない。
2016年、カルバン・クラインのCCOに就任したラフ・シモンズ。既に引退しているクラインに代わる活躍を期待されている。
Chief Culture Officer|最高カルチャー責任者
人材の定着、働きやすさや自社製品・サービスの質向上を目的として、企業文化を構築、維持し社内に浸透させる役割。
Chief Custamer Experience Officer|最高顧客体験責任者
他社との差別化を図るため、企業が提供する製品やサービスに対する顧客体験を豊かにする施策の管理を担当する。
Chief Data Officer|最高データ責任者
企業のIT部門と事業部門の両者を理解し、異なる視点でデータの品質を管理、戦略的活用を促進する役割を担う。
Chief Design Officer|最高デザイン責任者
企業の製品やサービスのデザインを統括する担当者。近年、各企業がコモディティ化しつつある機能至上主義からの脱却を図り、他社と差別化すべくCDOを設置しデザインに注力する流れができている。
Chief Digital Officer|最高デジタル責任者
世の中の技術動向、顧客の行動変容などあらゆる環境要因を踏まえた上で、ITを活用し企業のデジタル戦略を担当する役割。
Chief Development Officer|最高開発責任者
企業の製品開発における責任者。IT企業ではCTOと似た役割を持つが、収益戦略や戦略策定などやや幅広い。
Chief Diversity Officer|最高ダイバーシティ責任者
女性やLGBTQなどマイノリティの登用を促進し組織の多様性を拡大すること、また社内差別行為の監視などを担う。
Chief Executive Officer|最高経営責任者
アメリカ型企業における経営全体のトップマネジメントを担当し、経営責任を担う役割。各事業・部門ごとにレポートラインを設け指示出しなどを行い、企業全体の長期的な経営戦略を策定する。
Chief Financial Officer|最高財務責任者
企業にとってもっとも重要な財務・経理を担当し、適切なコスト管理を行う役割。資金調達や運用も担当する。