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開発者が「後悔」

ソーシャルメディアに問題があることを示すもう一つの重大な兆候は、アプリ開発者たちの一部が、依存性のリスクについて声を上げ始めているということだ。

例えば何かを通知する際、文字の色を青ではなく赤にすることは、見る人の関心を引くための意図的な選択だ。さらに、そのサイトをまた見ようと思わせるために選ばれた色でもある。

後にツイッターに買収されたアプリの「Pull-to-Refresh(引っ張って更新)」機能を開発したローレン・ブリッチャーは英紙ガーディアンに対し、「スマホは便利なツールだ」と述べた上で、次のように語っている。

「スマホには依存性がある」「引っ張って更新の機能にも、ツイッターにも依存性がある。良いものではない。開発しているときには、依存性などについて考えられるほど大人ではなかった…(アプリが持つ)マイナス面について、後悔している」

ソーシャルメディアを利用することの問題の一部には、私たちがそれを、気持ちを高めてくれるものだと「考えて」いるところにある。だが、実際には私たちを嫌な気持ちにさせる。これは、「予測誤差」であり、そのために私たちは、精神衛生に悪影響を及ぼし得るものであるにも関わらず、繰り返しソーシャルメディアを使ってしまうのだ。

編集=木内涼子

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