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米ヤフーの共同創業者ジェリー・ヤンは、「ビットコインは、まだ成熟したデジタル通貨とは言えない。個人的には、デジタル通貨には私たちの社会に対して果たし得る役割があると考えている。だが、現時点では取引に使われているというよりも、投資対象としての誇大な宣伝や利益の追求によって動かされているように見える」と語る。

実業家のマーク・キューバンは、以前はビットコイン人気を「バブル」と見ていた。だが、現在では仮想通貨に投資するヘッジファンドに投資している。ただ、これついては「ヘイルメアリー(運を天に任せた)」と述べている。

かつての億万長者で、最近その地位に返り咲いたのではないかと見られている元米投資会社のヘッジファンドマネージャー、投資家のマイケル・ノボグラッツは、「中期的にはもっと上昇するだろう」と話す。ビットコインは金の保有に代わる価値を提供するものになるとの考え方だが、一般的には総資産の1~3%に当たる資金を投資するまでにとどめておくべきとの見方だ。

米国で最大規模のオンライン証券仲介業者、インタラクティブ・ブローカーズの創業者トーマス・ピーターフィーは、ビットコインの先物取引については警戒感を示している。ビットコインの価格の乱高下が清算機関(大手の先物取引所など)を不安定化し、それが実体経済も不安定にするというのだ。

こうした考え方が示される中で、米シカゴ・オプション取引所(CBOE)を運営する先物取引所が10日、ビットコイン先物を上場した。ビットコインの今後は、さらに興味深いものになりそうだ。

編集=木内涼子

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