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I write about India's wealth creators.

ShutterStockStudio / shutterstock.com

フェイスブックの共同創業者のエドゥアルド・サベリンは2012年、米国の市民権を放棄しシンガポール国籍を取得した。そのサベリンがシンガポールでトップの富豪になった。

現在35歳のサベリンの資産額は現在、101億ドル(1兆1500億円)と推定され、2010年からシンガポールの富豪ランキング首位だったロバート・ウンとフィリップ・ウンの兄弟の資産額100億ドルを上回った。ウン兄弟は不動産開発大手「ファー・イースト・オーガニゼーション」を率いている。

サベリンはブラジル生まれ。今年8月にフォーブス・アジアが「シンガポールの富豪50名ランキング」をまとめた際に、サベリンの資産額は93億ドルで2位だった。その後のフェイスブック株の13%近い上昇により首位にのぼりつめた。

サベリンの資産の大半はフェイスブック株からもたらされているが、彼は現在、投資家として東南アジア地域に投資を行っている。先日、彼が運営する「B Capital Group」はインドのタタグループ会長のラタン・タタらとともにインドのフィンテック企業「MSwipe Technologies」に出資を行った。

一方で、2位に沈んだウン兄弟も8月から資産額を100億ドルにまで伸ばしている。要因の一つは彼らが保有する、香港に上場する不動産企業「Tsim Sha Tsui Properties」の株価の上昇にある。

ウン兄弟が運営するファー・イースト・オーガニゼーションはシンガポール最大の不動産企業。同社は彼らの父のウン・テンフォンが中国からシンガポールに移住後の1934年に設立された。テンフォンは“オーチャードロードの王様”として知られ、2010年にこの世を去るまでシンガポールでトップの富豪だった。

シンガポールの有名富豪としてはほかに、ニュージーランド出身で個人投資ファンド「Clermont Group」を運営するリチャード・チャンドラーが知られている。また、米国出身のロバート・フリードランドや、インド出身で天然資源開発分野で財を成したArvind Tikuも有名だ。

編集=上田裕資

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