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I write about China's middle class and consumer trends.

zhangjin_net / shutterstock.com

中国アリババが毎年11月に開催する「独身の日」は、ECとエンターテイメントを組み合わせた他に類を見ないイベントだ。

独身の日は、小売りをエンターテイメントにし、「リテールテイメント」という言葉も生まれた。2017年の11月11日午前0時に開始したカウントダウンでは、ニコール・キッドマンやファレル・ウィリアムス、中国の映画スターのファン・ビンビンが華を添え、アリババ創業者のジャック・マーもサプライズ登壇した。

カウントダウンイベントは、アカデミー賞の授賞式のように中国の消費者らを盛り上げた。消費者は「気に入ったら即買える」ファッションショーを楽しみ、アプリでクーポンをダウンロードした。

0時になると、消費者たちは一斉になだれ込んだ。海外からもアクセスが殺到し、24時間の売上高は前年比40%増の250億ドル(約2兆8000億円)に達した。ここでは2017年のアリババの独身の日の注目すべきデータを振り返る。

14万ブランド
独身の日に参加したブランド数は昨年から40%以上増え、14万ブランドに達した。アリババは、データを駆使したマーケティング技術を使い、ブランドを支援している。P&G、エスティ―ローダー、スターバックス、ボーズ、ナイキ、GAPなど主要海外ブランドはもちろん、小さなブランドもセールに参戦した。

1500万アイテム
出品された商品の数は1500万アイテムに達した。マルチビタミンや粉ミルク、おむつなど、「健康」「育児」が売れ筋のキーワードだった。健康と安全への関心が高い中国なので驚きはない。日本、米国、オーストラリア、ドイツ、韓国の商品に人気が集まった。

8億1200万件の宅配
11月11日から数日で発生した宅配注文件数は8億件を超えた。アリババはビッグデータを使ってスマート物流を実践している。1件目の注文は、購入から12分強で発送された。

1480億件の決済
アリババの決済ツール「アリペイ」で決済された件数は1480億件に及んだ。全決済の90%がモバイル経由だった。2016年の独身の日の売り上げのうちモバイルで決済されたのは82%だった。

253億ドルの売上
2017年の独身の日の24時間以内の売上は253億ドルに達した。2016年は178億ドル(約2兆円)だった。米国の2016年のブラックフライデーとサイバーマンデーの売上高の合計は67億9000万ドル(約7600億円)だった。

8年前に始まった独身の日のセールは、今や「11.11グローバルショッピングフェスティバル」と呼ばれ、世界最大の買い物の日に成長した。アリババはショッピングにVRとARも融合させている。

編集=上田裕資

 

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