ビジネスクラス以上が似合う、TUMIの上質トロリーケース

「ギャトウィック インターナショナル・エクスパンダブル・キャリーオン」。エレガントなスタイリングのために細部にまでこだわった「アリーヴェ」コレクションのなかのトロリーケース。ボディはHTLSポリエステルとレザーの組み合わせ。磨き上げられたクロームのリトラクタブルハンドルなど、抜群の性能を備える。黒以外にネイビーもある。H56×W35.5×D23(マチ拡張時28)cm。¥190,000(トゥミ/トゥミ・カスタマーセンター 0120-006-267)

持ち物にはその人の品格が出る。よい物には理由があるのだ──。

ファッションディレクターの森岡弘とベテラン編集者の小暮昌弘が「紳士淑女が持つべきアイテム」を語る連載。第9回は、トゥミのトロリーケースをピックアップ。


小暮昌弘(以下、小暮):今日はビジネスマンの間で圧倒的な人気を誇るバッグブランドのトゥミですね。

森岡 弘(以下、森岡):僕も昔から愛用しています。トゥミ歴は相当長いですね。ブリーフケースはよく使っていました。トロリーケースは持っていませんでしたが、小暮さんはお持ちだったのでは。

小暮:私はブリーフケースもいくつか使っていましたが、トロリーケースは機内持ち込みのタイプで海外、いろいろなところへ行きました。機内に持ち込めるサイズは、アメリカで取材するときに、荷物を預ける暇もないことが多くて、重宝しました。

森岡:ビジネスバッグでもトロリーケースでも、バッグ専門のブランドだから、使っていて何より安心でしたし、実際、信頼度も高かったですからね。それにあの手のトロリーケースを1個持っておけば、本当に“使える”んです。

小暮:いや、本当に、世界中、あのトロリーで行きました。日程が増えても同じ大きさのケースを使い、パッキング術の訓練にもなりました(笑)。

森岡:今回紹介するトロリーケースも「エクスパンダブル」といって、ファスナーで容量を格段に増やせるようになっています。

小暮:私のも同じ「エクスパンダブル」仕様でしたが、とても使いやすかったです。私が使っていたのは「バリスティックナイロン」のタイプでしたが、これはずいぶんと洗練された印象ですね。

森岡:実はこれはトゥミのコレクションのなかでも「アリーヴェ」と呼ばれるラインのトロリーケースで、トゥミのヘリテージである機能性やパフォーマンスを継承しながら、エレガンスとインテリジェンスを加えたプレミアムなコレクションです。

小暮:ということは、飛行機でもビジネスクラス以上にいつも乗っているようなエグゼクティブ向けのコレクションというわけですね。だからヘビーデューティーそのものという感じの「バリスティックナイロン」ではなく、「HTLSポリエステル」とレザーのコンビネーションが外装の素材に採用されているのですね。

森岡:ワンランク上というか、プレミアムな感じに仕上げています。素材に光沢もあります。
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文=フォーブス ジャパン 編集部

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