1. 採用活動中、伝言やメールへの返事もなく、次のステップへ進むまでに長い間待たされることが続いたかと思うと、突然連絡が来て、何か新たな要求や次回の面会日程を伝えられる。連絡が途絶えたことへの謝罪もない。このような企業は、あなたという人間を重要視しておらず、ほかのすべての応募者にも同じ扱いをしている。
2. 面接プロセスが整然さに欠け、非理論的。どれほどの期間がかかるのかを聞いても回答がなく、数か月が過ぎる。このような企業の人々は、採用プロセスを急ぐことはない。自分には既に仕事があるのだから!
3. 求職者側に対し質問や要求を延々と続ける一方で、給与や福利厚生に関する基本的な質問にすら答えようとしない。
4. 推薦人に対して、あなたの遠い過去の話や、仕事ぶり、会社への忠誠心などを事細かに聞き出す。「グロリアはチームプレーヤーですか?」という質問をしたりするが、これは言われたことには何でも素直に従う人材かどうかを聞いている。
5. 小回りが利く新興企業は、凝り固まった大企業と比べて従業員の幸福感や充実感を保ちやすい。離職問題を抱えるスタートアップ企業は、従業員をごみのように扱う会社だ。
6. 新興企業の中でも成長を続けられるのは、良い人材を発掘し、従業員に適切な裁量を与える方法をわきまえている企業のみ。あなたが応募している会社は、人材を疎かにし、求職者たちに対する扱いもひどい。そうした企業は、内部でも大きな問題を抱えていることは容易に想像がつく。
7. 健全な企業であれば、新人をスケジュールに組み込むなどの人事変更がある場合は、その変更についてきちんと通知する。長期間待たせているあなたにメール一つも送らずにスケジュールに組み込むような企業は、あなたをひとりの“人間”としてではなく、データベース上の単なる“名前”としか見ていない。
8. 今回の企業は、既にあなたを過去の人として扱い、次の求職者たちへ触手を伸ばしているはず。多数を採用しているのだから採用通知の作り方も慣れているはずなのに、通知がいつ送られるかもわからないとは、おかしな話だ。この企業は自らの無能さを日々さらけ出し続けている。
9. 給与体系について説明しない企業は、何かを隠している。初任給は堂々と示せるべきもので、ウェブサイトで公開している企業もある。
10. 採用通知に24時間以内に署名して返送しなければ内定は無効、などと言われたら、すぐに逃げ出すこと! 「あなたは弊社にとって無価値」と言われたようなものだ。
あなたに適した仕事はほかにもある。自分が仕事に求めるものを明確にして自信を持てば、周囲にもきっと伝わるはず!