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世界の富豪たちの富を築く過程、およびその活用に関する記事を中心に執筆

Photo by Chip Somodevilla / Getty Images

アマゾンCEOのジェフ・ベゾスは先日、世界で唯一の「資産1000億ドル超え」の富豪になったが、そのポジションを守れたのは2日間のことだった。

ベゾスの資産額はサイバーマンデー後の11月27日、アマゾン株の上昇により1000億ドル(約11兆1000億円)を突破した。しかし、11月29日にアマゾンの株価は前日終値から2%以上下落し、ベゾスの資産額は980億ドルになった。ベゾスはアマゾンの発行株式の16%以上を保有しており、わずかな株価の変動が彼の資産額に10億ドル単位の変化をもたらす。

しかし、ベゾスは依然として世界一の金持ちであり、2位の資産額894億ドルのビル・ゲイツに86億ドルの差をつけている。ビル・ゲイツはフォーブスが毎年発表する「世界の富豪リスト」で今年も1位だったが、10月27日にリアルタイムランキングでベゾスが首位に浮上した。その3か月前にもベゾスがゲイツを上回った事があったが、その際は数時間後に再びゲイツが首位に復活していた。

アマゾンの株価は今年に入り60%近く上昇し、ベゾスの資産額は331億ドル(3.7兆円)の伸びになった。彼の資産額は2016年3月にフォーブスが2016年版、世界の富豪リストを公開して以来、2倍以上も増えた。当時のベゾスの資産額は452億ドルで、彼はその際に初めて世界トップ10の富豪の仲間入りを果たしていた。

ベゾスはプリンストン大学を卒業後、ヘッジファンドの「D. E. Shaw」に務めた後にシアトルのガレージで1994年に書籍のオンライン販売を始めた。アマゾンは1997年に上場し、その翌年にベゾスはフォーブスの「米国の400人の富豪リスト」に資産16億ドルで登場した。その後20年でアマゾンはEコマースの巨人に成長し、世界で最も時価総額が高い企業の一社となった。

編集=上田裕資

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