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7位】 名越達彦パネイル
 ──「電力業界のAWS」供給オペレーション自動化

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設立:2012年12月 従業員数: ̶ 資本金:18億2440万円(資本準備金含む)
主な株主:インキュベイトファンド、SMBCベンチャーキャピタル、大和企業投資、DGインキュベーション、みずほキャピタルほか
事業内容:クラウド・人工知能による、完全自動化された電力小売プラットフォーム「Panair Cloud(パネイルクラウド)」の開発、運営。日本のエネルギー業界をテクノロジーの力で変革しようとしている。

WHY WE CHOSE HIM?

選考理由:金融業界とならびIT化が遅れていたエネルギー業界の中で、「電力業界のAWS」といえるクラウド型電力小売基幹システムを開発。クラウド・AIといった最先端のテクノロジーを用いて、新風を巻き起こしている。17年に入り、急成長を遂げる事業の実績と将来の成長可能性が高く評価された。

名越達彦◎東京工業大学工学部卒業。鳥人間コンテスト人力プロペラ機部門に出場、チーム初の優勝に貢献。ディー・エヌ・エーで営業、人事、マーケティングなど幅広い業務に従事。2012年12月、パネイル創業。

8位長谷川 潤Omise
 ──タイを拠点に分散型決済プラットフォームを開発

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設立:2013年6月 従業員数:約110名 資本金:3億5000万円(グループ合算)
主な株主:SBIインベスメント、SMBCベンチャーキャピタル、シナルマス・グループ、ascend capital、East Venturesほか
事業内容:日本、東南アジアでオンライン決済サービス「Omise Payment」の開発、運営を行う。ICOで調達した資金を活用しながら、現在、分散型の決済プラットフォーム「Omise Go」の開発に着手している。

WHY WE CHOSE HIM?

選考理由:2017年7月にICO(イニシャル・コイン・オファレイング)を行い、2500万ドル(約27億円)を調達。同トークンの価格は上昇し、時価総額16.5億ドルに。イーサリアム考案者ヴィタリック・ブテリンらがつくったイーサリアム財団に参画する稀有な起業家であることが評価された。

長谷川 ◎1999年、高校卒業後、単身アメリカへ渡る。2009年に「LIFEmee」というライフログサービスを立ち上げ、アメリカで開催された TechCrunch50に出場。2013年、タイでOmiseを創業。

9位】 鶴岡裕太|BASE
 ──2年で300万DLを突破したショッピングアプリ

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設立:2012年12月 従業員数:73名 資本金:23億7396万円(資本準備金含む)
主な株主:SBIインベスメント、サイバーエージェント、グローバル・ブレイン、メルカリ、East Ventures、partyfactoryほか
事業内容:Eコマースプラットフォーム「BASE」、お支払いアプリ「PAY ID」、開発者向けオンライン決済サービス「PAY.JP」の開発、運営。2017年5月、丸井グループとの協業を発表。

WHY WE CHOSE HIM?

選考理由:ショッピングアプリは出店者数40万店舗以上、ダウンロード数300万を超えるなど2017年に大きく成長した。オンライン決済サービス、ID型決済サービス、クリエイターへ投資をするファンドなど、次々と新たな手を打つ、時代を象徴する若き経営者の手腕・感性への評価が高い。

鶴岡裕太◎1989年、大分県生まれ。大学在学中から複数のインターネットサービスのバックエンドのプログラミングやディレクションを経験し、2012年12月、22歳のタイミングでBASEを設立。

【10位】尹 祐根ライフロボティクス
 ──人手不足を解決、「肘のないロボット」を開発

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設立:2007年12月 従業員数: ー 資本金:約15億円(資本準備金含む)
主な株主:グローバル・ブレイン、日本テクノロジーベンチャーパートナーズ、KODENホールディングス、みずほキャピタルほか
事業内容:人と協働するロボット「CORO」を開発、製造、販売。ロボットアーム研究の世界的第一人者である尹のもと、従来のロボット技術・概念に固執しない、顧客視点からの協働ロボットの機能を追求する。

WHY WE CHOSE HIM?

選考理由:世界でも類を見ない「肘がない協働ロボット」を開発する高い技術力が評価された。すでにトヨタ自動車、ロイヤル、オムロンなど多岐にわたる分野の企業で導入が進み、牛丼大手・吉野屋の店舗での実験も終わり、本格導入も視野に入る。社会実装に向けて、実績を積み上げている。

尹 祐根◎1972年、兵庫県生まれ。東北大学大学院工学研究科助手を経て、国立研究開発法人産業技術総合研究所主任研究員。宇宙ロボットの遠隔操作、介護用ロボットアームなどを開発。2007年創業。

文=フォーブス ジャパン編集部

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