仕事に不満を持っていても、一時の感情に流されて辞めたくはない、という葛藤もあるだろう。迷っている人のために、今が辞め時だということを知る5つの方法を以下に紹介しよう。
1. 仕事が楽しくない
仕事が好きであれば、退屈な作業も苦にならないものだ。夢中で仕事を続け、ふと顔をあげると夜の10時という具合に、あっという間に一日が過ぎる。
朝、ベッドから出たくないという日が続くようであれば、一度立ち止まって、これは自分の人生なのだということ、自分の人生は(いくつかの一大イベントを除き)毎日の過ごし方で決まるということを考える時だ。
毎日の生活や、ささいなことに喜びを見出すことができれば、人生も楽しくなる。好きな仕事に出会えれば、幸福感や達成感につながるだろう。
2. 出世や向上が見込めない
今の会社には役員やアシスタントのポジションは多くあるものの、その中間の職がほとんどなく、自分の出世が見込めない。あるいは、出世コースに乗ったものの、生活の質が向上していない。このように感じたら、今の仕事の現実を見直す時だ。
その仕事は本当に自分がやりたいことにマッチしているか? 仕事をしていて幸せを感じられるか? これらの事柄と仕事の現実が重なり合わないようであれば、辞め時だ。
3. 自分の将来を考えたくない
上司の生き方を見て、「あんな風にはなりたくない」と思ったら、転職を考える時期。上司の人生が自分の理想とかけ離れているということは、そこは自分のいるべき場所ではない。
4. 社内に味方がいない
上司や同僚からの指導やサポートが得られない。会社で孤立していると感じることが多い。そのように感じた時は、転職や転属を考えるべき。
自分自身が良い仕事をしているにもかかわらず、周りが仕事的にも個人的にも自分の助けにならない。あるいは、仕事をうまくやれていない自分を助けてくれる人間がいない。そのような時も答えは同じ。そこは自分の居場所ではない。
5. 辞めない唯一の理由は「恐怖」
今の仕事を続けている唯一の理由は、自分が欲している変化が怖いから。そうであれば、今こそ絶対に転職すべきだ。
リスクを冒すことが簡単であれば、これほどの恐怖は感じないだろう。だが、その場を去ることが怖いからといって、現状にとどまってはいけない。
怖いからという理由だけでその場にとどまり、自分の判断に満足している人などいない。自分自身を信じ、リスクを恐れず勇気を奮い起こそう。