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イーロン・マスク(Photo by Mark Brake / Getty Images)

イーロン・マスクは、長年怒りを覚えていたロサンゼルスの激しい交通渋滞の問題解決に乗り出した。マスクの運営するトンネル掘削会社「The Boring Company」は先日、ロサンゼルス西部を走るフリーウェイ405号線に隣接する地下トンネル掘削の申請書を市に提出した。

申請書は、11月21日にロサンゼルス市エンジニアリング局に提出された。ロサンゼルス・タイムズによると、地下トンネルはサンフェルナンド・バレーと南部のウエストウッドを結ぶという。トンネル内では電動トレーラーが時速200キロ以上の速度で車両を運搬し、ロサンゼルス国際空港や、マスクが住むベル・エアなど西部エリアをつなぐという。

また、トンネルを使ってスペースXのオフィスやテスラのデザインスタジオ、The Boring Companyの本社があるホーソーンに行くこともできるという。マスクは、405号線の渋滞に苛立つあまり、過去に道路拡張工事費用の支援を申し出たこともある。

「渋滞は日によって”不快なレベル”から”身の毛がよだつレベル”まで様々だ。ロサンゼルス市民は、毎日拷問を受けているようなものだ。抗議デモが起こらないのが不思議だ」とマスクは2013年のインタビューで述べている。

マスクは、4月にバンクーバーで開催されたTEDカンファレンスに登壇し、高速地下トンネル構想について語った。それによると、路上に設置されたプラットフォームがエレベータとして機能し、ロサンゼルスの地下を縦横に走るトンネルまで車両を降ろすという。

The Boring Companyは、ロサンゼルス郊外にあるスペースXの施設の地下に、2マイル(約3.2キロ)の試験用トンネルを掘る許可を既に取得している。「我々は、ロサンゼルスの地下にトンネルの3Dネットワークを構築し、交通渋滞の緩和を図ろうとしている。これが実現すれば、ウエストウッドからロサンゼルス国際空港まで5-6分で行けるようになる」とマスクは述べている。

マスクは、今週はトンネル掘削プロジェクトに関するツイートをしていない。その代わりに、10月に販売を開始した20ドルのThe Boring Companyオリジナルキャップの売れ行きが好調で、単月で30万ドル(約3400万円)を売り上げたことをツイートした。

編集=上田裕資

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