トランプに対する米国内の「評判」 就任後もさらに低迷 調査結果

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米国の評判にも影響か

RIは毎年、主要8か国(G8)の住民を対象に、各国の評判についての調査を実施している。3万9000人余りを対象とした今年の調査では、米国のスコアが全体的に低下。最も大きく低下した分野は「効果的な統治」で、米国の評判は49.3ポイントだった。

ハーングリフィスは「(大統領の評価は)米国の競争力や、G8加盟国の米国への認識を左右する。また国内でも、国民の自国の評価に影響が出る」と語った。

大統領の指導力と人柄

トランプ大統領の人柄に関する質問では、10月の回答者の62%が「傲慢(ごうまん)、攻撃的、自分勝手」を選んだ。また、53%は「人を見下しており、エリート主義」、51%は「外向的で大胆」と回答した。また「権威があり、特別で、洗練されている」と答えた回答者は26%、「正直、誠実、信頼できる、社会的責任感がある」と答えたのは27%だった。

トランプがコミュニケーションの手段としてツイッターをよく使うことについては、大統領の評判に悪影響を与えていると考える回答者が62%を占め、全体的にあまり良く思われていないことが判明した。大統領のツイッター使用が世間の評判向上に役立っていると答えた回答者は15%、特に影響なしと考えていたのは17%だった。

編集=遠藤宗生

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