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I cover games and technology for families.

Photo by Justin Sullivan/Getty Images

iPhone Xをしばらく使ってみて、子を持つ親としては非常に便利な機能がいくつかあることに気が付いた。まず、「アニモジ(Animoji)」は予想した通り子供たちに大好評だ。これは、フロントカメラがユーザーの顔を認識し、表情に合わせて動物キャラクターをアニメのように動かす機能だ。我が家では、親子でアニモジを使った面白い動画を作って楽しんでいる。

アニモジには、実用的な使い道もある。例えば、子供たちは普段つづりの勉強をしたがらないが、アニモジに単語を発声させると途端にやる気を出す。キャラクターの口の動きを見ることで、いつもよりも的確につづりを理解することができるようだ。今では、子供の方から勉強がしたいとせがむようになった。

2つ目は、Face IDの「画面注視認識機能」だ。「設定」>「Face IDとパスコード」の順に選択し、「画面注視認識機能」をオンにすれば、TrueDepthカメラがユーザーの視線を認識し、注視している間はディスプレイが暗くならない。

この機能は、記事や画像を長い時間見ているときに便利だが、筆者にとっては料理をしているときに一番役に立つ。これまでのiPhoneでは、レシピを確認するために何度もディスプレイやホームボタンを触らなければならず、端末は汚れ放題だった。Touch IDも、指に小麦粉がついているとロック解除をしないことが多く、あまり役に立たなかった。

Face IDが搭載されて便利にはなったが、画面注視認識機能があるのとないのとでは大きな違いだ。卵を割ったり、バターを使っているときでも、ディスプレイを注視している限りスリープ状態にならない。端末が汚れなくなり、作業を中断する回数も減り、スムーズに料理ができるようになった。画面注視認識機能を使う場合には、端末を縦方向に設置しないと正しく機能しないことがあるので、注意が必要だ。

ジョギングにも便利なFace ID

3つ目の利点は、家族にランニング好きがいる場合に特に役立つ。これまで、汗をかいた指ではロック解除ができず、パスコードを入力する必要があったが、雨が降っているとそれも困難だった。しかし、Face IDが搭載されたことで、こうした不便は解消された。汗をかいた顔の方が、汗をかいた指よりも認識しやすいということなのだろう。ランニングをしている最中でもスマホを簡単に確認でき、端末が汗まみれになることもなくなった。汗は家電の天敵なので、故障のリスクを下げることもできる。

他にも、娘は自撮り画像に見入っており、筆者はこれまでのようにBluetoothスピーカーに接続しなくても、高音質と十分な音量で音楽を楽しめるようになった。

iPhone Xの欠点を敢えてあげるとすれば、ステータスバーに電池残量が表示されなくなったことと、Face IDで複数ユーザーを登録できないことくらいだ。しかし、他のメリットで欠点を補って余りある。

iPhone Xは高額であり、家族1人に1台を購入するような端末ではない。だからこそ、1台あることで、家族全員がメリットを得られるかが購入する上で重要な判断ポイントになる。本当にお買い得だったか結論を出すには時期尚早だが、少なくともこれまでの印象は上々だ。

編集=上田裕資

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