言語学的な側面だけを見ても、ダイモンの誠実さはフォーチュン100企業のCEOの平均より40.7%も高い。言語的な誠実さとは、大勢の聴衆を相手に話す時と、誰かとコーヒーを飲みながら話す時で、話し方の印象が変わらないことだ。
誠実さのないリーダーは、信用を得たり、従業員、投資家、顧客を触発したりすることに苦労する。しかし、ダイモンがJPモルガンを苦難の数年間にわたり成功裏に率いたことからも分かるように、誠実なコミュニケーションをするリーダーは、聴衆を鼓舞し、自分の組織のために多大な努力をさせることができる。
米大企業で最も誠実なCEOトップ10は以下の通り。
1位 ジェームズ・ダイモン(JPモルガン・チェース)
2位 ランドール・スティーブンソン(AT&T)
3位 インドラ・ヌーイ(ペプシコ)
4位 マーク・ハード(オラクル)
5位 ウォーレン・バフェット(バークシャー・ハサウェイ)
6位 インゲ・チューリン(3M)
7位 ティム・クック(アップル)
8位 アンドリュー・リバリス(ダウ・ケミカル)
9位 ラリー・ペイジ(アルファベット)
10位 サティア・ナデラ(マイクロソフト)