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ジェームズ・ダイモン(Photo by Kimberly White / Getty Images for Fortune)

コミュニケーション分析企業クオンティファイド・コミュニケーションを創業した元経済学者・金融アナリストのノア・ザンダンCEOは、科学に基づいてコミュニケーションを向上させる方法を開発した。

同社は、説得力のあるコミュニケーションの分野にデータと科学を取り入れることを目的としている。そしてこの度、そのコミュニケーション分析プラットフォームを使い、米大企業のCEOで最も誠実な人物を集めたランキングを発表した。

クオンティファイド・コミュニケーションによれば、誠実なコミュニケーションは、話の内容や話し方のさまざまな要素を基に測定される。今回の分析では、相手によって話し方を変えるのではなく、投資家、顧客、従業員など、どんな相手に対しても同じように話すCEOに注目した。

結果、フォーチュン100企業の中で最も誠実なCEOとして、近年まれにみる苦境に置かれたJPモルガン・チェース銀行を率いてきたジェームズ・ダイモンCEOが選ばれた。

不信が渦巻く中で、ダイモンが一般や政府の監査委員会、従業員に対して行った誠実なコミュニケーションは、同行の評判と従業員の忠誠心の強化につながった。

「ダイモンを好きな人にとっても嫌いな人にとっても、彼の言動は一貫している」とザンダンは述べる。「誠実なコミュニケーションは全てのCEOにとって大切なスキルだが、中でもストレスや危機に直面している際にはとりわけ価値がある」

では、ダイモンはどのようにコミュニケーションしているのだろうか。

ザンダンによれば、ダイモンの誠実さは、重大な財務・政治上の問題への対処法、投資家や地域に対する自行の取り組みの説明の仕方など、さまざまな所に表れている。そしてもちろん、この全てが、使う言葉や伝え方といった自身のコミュニケーション方法に基づいている。

ダイモンは、不人気だったり、物議を醸したりするような意見を、ためらうことなく口にすることで知られている。大統領の政策への反対やビットコインへの厳しい批判など、たとえ自分の意見がウォール街での期待に反するような場合も、恐れずに思うところを述べる。

編集=遠藤宗生

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