今回の調査はEbatesから依頼を受けた調査企業「Propeller Insights」が、全米の1034名の成人と、507名の10代を対象に行った。その結果、10代の35%はiPhone XかiPhone 8が欲しいと回答。一方で成人の38%はGalaxy S8をクリスマスに欲しいと答えた。
この結果はサムスンの最近のマーケティング戦略との関連を匂わせる。“Grow up with an upgrade to Galaxy(大人になってGalaxyにアップグレードしよう)”という広告で、サムスンはアップルが防水機能やワイヤレス充電等の機能面で、常にサムスンを模倣している点をアピールしている。
今年のトレンドを示すアイテムとして、最も人気のギフトはBeatsのワイヤレスイヤホンで、ティーンの44%が欲しいと回答し、親たちの28%が購入を検討中だ。また、10代の少年の47%はドローンを欲しがっており、52%の少女らはポラロイドカメラを求めている。人気のアイテムとしては他に、ニンテンドーのスイッチやボーズのポータブルスピーカー、アマゾンのアレクサ等があげられる。
ハンドスピナーも人気アイテムになると思われたが、親たちの27%が購入を検討する一方で、10代の人気は15%にとどまっている。
エレクトロニクス製品以外では、全年齢層を通じてギフトカードが77%の支持を集めた。なかでも人気なのはVisaやアメリカン・エキスプレス、マスターカード等の換金性の高いギフトカードで支持率は72%だった。一方でレストランのギフトカードは59%、小売店のカードは51%の支持率だった。女性の約3分の1はスパ等のリラグゼーション店のギフトを求めていることも分かった。
今年のクリスマスに米国人の5人に1人は、250ドルから500ドルのプレゼントを購入するというデータもある。回答者の17%は750ドルから1000ドルを出費すると答えており、1000ドル以上使うと答えた回答者も18%に及んでいた。