第16位 高崎秀雄/日東電工
総合点 89.4
ギャップ 10.6
財務パフォーマンス To Be(適正水準)18.5 As Is(現状水準)18.1
ESGパフォーマンス To Be(適正水準)27.0 As Is(現状水準)19.3
──なぜ評価されたのか?
テクノロジーの進歩や社会の安全などを支える商材も数多く開発・提供。その存在価値は極めて高い。環境意識も高く、2017年3月期は前期比5倍以上の環境設備投資を行っている。グローバルでは、各国の企業が独自の地域貢献活動を実施する点も評価。
第17位 西川廣人/日産自動車
総合点 89.3
ギャップ 10.7
財務パフォーマンス To Be(適正水準)32.0 As Is(現状水準)38.4
ESGパフォーマンス To Be(適正水準)38.0 As Is(現状水準)40.4
──なぜ評価されたのか?
CSR戦略も明確で、走行中に排出ガスをゼロにする「ゼロ・エミッション」と日産車がかかわる交通事故の死者数を実質ゼロにする「ゼロ・フェイタリティ」の実現を目指す。「明確なビジョン」と「明確なKPIとその管理」の開示内容も極めて優れている。
第18位 井上 治/住友電気工業
総合点 89.0
ギャップ 11.0
財務パフォーマンス To Be(適正水準)23.0 As Is(現状水準)24.4
ESGパフォーマンス To Be(適正水準)22.5 As Is(現状水準)18.3
──なぜ評価されたのか?
為替・資源価格の変動などの影響を抑え、自動車を主軸に情報通信・エレクトロニクス・環境エネルギー・産業素材の5事業でバランスよく成長。中期経営計画に含まれる、事業環境の変化とリスクを考慮しつつ、既存の技術を生かした戦略構想に期待。
第19位 田堂哲志/日本ペイントホールディングス
総合点 88.8
ギャップ 11.2
財務パフォーマンス To Be(適正水準)27.5 As Is(現状水準)22.8
ESGパフォーマンス To Be(適正水準)26.5 As Is(現状水準)20.1
──なぜ評価されたのか?
アジアNo.1塗料メーカーであり、海外売上高比率は70%以上と高く、進出国も26に及び、今後の持続的成長が大いに期待できる。統合報告書では、今後の成長戦略が明確に示されているほか、ESGを意識した経営の実施が、トップの言葉で語られている。
第20位 柵山正樹/三菱電機
総合点 88.5
ギャップ 11.6
財務パフォーマンス To Be(適正水準)24.5 As Is(現状水準)25.2
ESGパフォーマンス To Be(適正水準)29.0 As Is(現状水準)21.5
──なぜ評価されたのか?
国内・アジアでポジションを確立しているFA事業の好調を背景に、2017年3月期は過去最高益を達成。社員からの寄付に会社が同額を加え福祉施設などに寄付するマッチングギフト制度「三菱電機SOCIOROOTS基金」の寄付金は、12億円を超えた。