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I write about the 1% who sit on top of the world.

2017年「フォーブス400」第1位のビル・ゲイツ(Yana Paskova / gettyimages)

米国では一部の大金持ちへの“富の集中”が加速している。ワシントンDC本拠の左派系のシンクタンク「Institute for Policy Studies(IPS)」が先日発表したレポートで、米国人の経済格差の実態が明るみにでた。同シンクタンクはフォーブスが毎年発表する富豪リスト「フォーブス400」のデータをもとに資料を作成した。

最大の発見と呼べそうなのは米国で最も裕福な3名(ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、ジェフ・ベゾス)の合計の資産額が、下位50%の米国人(約1億6000万人)の合計資産額を超えている点だ。さらに、「米国人のおよそ5人に1人は資産額がゼロ、もしくはマイナスとなっている」とレポートの著者は述べている。

一方で、ベゾス、ゲイツ、バフェットらの資産額の合計は今年9月中旬の時点で2485億ドル(約28兆円)となっている。その後、アマゾン株の値上がりによりベゾスの資産額は130億ドルも増加し、3名の合計資産額は2630億ドル(約30兆円)に達している。

「この状況が続けば、過去数十年続いている一部の人々に富が集中する流れは、さらに強まっていく」とレポートの共同執筆者のJosh Hoxieは述べている。

「フォーブス400」にランク入りするための最低資産額は上昇が続いている。初年度の1982年の最低資産額は1億ドルだった。今年の最低資産額は過去最高の20億ドル(約2260億円)に達している。

IPSの報告によるとフォーブス400に登場する富豪らの合計資産額は、米国の下位64%の人々の合計資産額を突破している。下位64%の人々の人口は“メキシコやカナダの人口の合計よりも多い"という。フォーブス400のメンバーの合計資産額は今年2.7兆ドル(約306兆円)に達しており、過去5年間で59%の上昇となっている。

一方で米国の家庭の平均資産額は1980年代初頭と比較すると、インフレ調整後の値で約3%の減少となっている。IPSによると米国の平均的な家庭の資産額は約8万ドル(約906万円)だという。

編集=上田裕資

 

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