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Data journalist covering technological, societal and media topics

Marc Bruxelle / shutterstock

気候変動は労働生産性の低下、感染症の拡大、熱波や公害の発生といった世界のさまざまな問題に甚大な悪影響をもたらしている。さらに、異常気象が原因の気象災害は年々増加を続けており、2007年から昨年までの間には、毎年平均306件発生している。

英医学誌「ランセット」が世界保健機関(WHO)や各国の大学などと組織する「ランセット・カウントダウン」がこのほど初めて発表した報告書によると、気象災害の多くは暴風雨や洪水が原因だ。これらの災害だけでも、2000年以降46%増加している。

また、気象災害がもたらす経済的な損失は、ますます深刻な問題となっている。2005年に発生したハリケーン「カトリーナ」により米経済が被った損失は約1080億ドルで、1992年のハリケーン「アンドリュー」による損失額のおよそ4倍に上った。

一方、世界では昨年、気象に関連した災害が797件発生。経済損失は約1210億ドル(約14兆円)となり、2014年の損失額である約970億ドル(約11兆円)を大幅に上回った。

以下、気候変動と異常気象が1990~2016年に世界にもたらした脅威を経済損失の規模で比較した(数字は気象災害の発生件数、金額は経済損失額の推計、単位:10億米ドル)。

1990年:412/ 65.6ドル (約7兆4700億円)
1992年:390/ 110.6ドル
1994年:458/ 67.5ドル
1996年:469/ 85.1ドル
1998年:501/ 142.5ドル
2000年:519/ 60.0ドル
2002年:451/ 98.8ドル
2004年:424/ 144.0ドル
2006年:606/ 69.4ドル
2008年:524/ 145. 8ドル
2010年:625/ 115.7ドル
2012年:719/ 161.6ドル
2014年:726/ 97.1ドル
2016年:797/ 129.4ドル

(金額は2016年の消費者物物価指数で調整した実質ベース)

編集=木内涼子

 

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