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I write about strategy, leadership and red teaming

(Photo by Justin Sullivan/Getty Images)

10月27日、世界の何百万人というアップルファンと同様、私の目覚ましは夜も明けないうちから鳴り響いた。起きた私は早速手持ちのiPhoneでアップルストアを開き、アップルが今年発売した「iPhone X(テン)」の予約を、受付開始時間ちょうどに行う──はずだった。

アップルの新製品発売ではこのところ、もどかしさを感じることが多かったが、今回もこの例に漏れなかった。

私は大のアップルファンとして当然のように、23日にアップルストアにログインしてiPhone X予約のための事前申請を済ませていた。手続きが無事に終わるとアップルからメールが届き、27日の午前3時1分(米国東部標準時)にアップルストアから購入手続きを完了させることができると通知された。

アップルは、私がこの「約束」を忘れないようにお膳立てまでしてくれた。カレンダーには自動で1分前のアラームが設定され、前日の午後にはリマインドのメールが送られてきたし、夕食中にもポップアップメッセージが表示された。私は就寝時にもう一度アラームを確認し、念のため時刻を午前2時56分に早めておいた。

目覚ましは時間通りに鳴った。早めにアクセスできることを期待した私は、午前2時59分にアップルストアを開いたが、そこにあったのは「We’ll be back(もうしばらくお待ちください)」というメッセージのみ。まだ時間ではないので仕方がない。

だが午前3時1分ちょうどに再度試しても、同じメッセージが表示されていた。待っていると、同じメッセージがフランス語で表示された。そして次は中国語、さらにスペイン語……3時5分までに、私は「もうしばらくお待ちください」を十数か国語で言えるようになっていた。

そこで必死になった私は、アップルのウェブサイトにログインを試みたが、同様のもどかしいメッセージが表示された。私はそう簡単には諦めなかったものの、次第に失望感が募った。アプリとウェブサイトの読み込みを何度も繰り返した後、失望はいら立ちに変わった。

そこで私は、こうした状況で誰もがするように、ツイッターに不満をぶつけることにした。すると、何百人、いや何千人もが全く同じ問題に直面していることが分かった。すでにインターネットミームや「#imlost(途方に暮れています)」「#wtfapple(アップル一体どうした)」のようなハッシュタグも作られていた。

私はここで怒りを感じた。アップルのオンライン発注システムに大きな障害が発生していることは明らかだった。アップルはこの問題を予測し、適切な準備をしておくべきだったはずだ。

編集=遠藤宗生

 

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