便宜上「仕事」としているが、「仕事」の部分はあなたが取り組んでいることや作っているもの、関わっていること、何とでも置き換えて考えることができる。
1. 続ける
あなたが今の仕事が大好きだと思えるなら、続けることだ。仕事をあなた自身の一部にしてしまおう。仕事から得られる楽しみに、誠実な努力で報いるのだ。自分がその仕事について価値を見出せるのは「まさにこの部分だ」と思える核心的な部分にまで力を注ぐことで、仕事から満足感を得ることができる。
2. 守る
あなたの仕事を軽視する人たちから、あなたが大切だと思う仕事を守らなければならない。あなたが取り組んでいる何かをやめさせようとする力が働いていると思えば、その場所から離れることだ。そして、その仕事をあなたと同じくらい尊重する人たちと協力し合うことだ。あなたの取り組みの価値を理解してくれる人を探そう。
3. 向上させる
あなたが今取り組んでいる仕事を、より一層良いものに変えることができる。そのことを忘れてはならない。今日あなたが達成したことは、1年後や5年後、あるいは50年後には、アマチュアが手掛けたことのようになっているだろう。そのこともまた、忘れてはならない。重要性を維持し続けるためには、変化する必要があることを覚えておこう。
4. 記録する
今の仕事が好きなら、追求し続けることだ。記録を残し、それにかかわるも物語をつくっていくのだ。自分がどんな仕事をしたのか、覚えておくこと。たとえ自分だけが分かればいいと思ってノートに残した走り書きのメモでも、あなたの努力が重要なものであることは明らかだ。
5. 受け入れる
あなたが好きだと思っている仕事でも、重要なものとはみなされない可能性がある。そのことは、受け入れる必要がある。大きな意味を持つもの、畏敬の念を起こさせるような仕事ではないかもしれないが、それにはそれ特有の大切さがある。あなたがその仕事を愛しているなら自分自身に対し、世界中にとって大事なものではなくても、それはそれで構わないのだと思うことを許してあげよう。
6. 認める
自分の仕事が大好きだと思えるなら、好きなように時間を使えているということだ。自分のしたいように、自分を表現できているということであり、自分以上に大きな何かの一部になれているということだ。自分の仕事を愛しているなら、そう明言することを恥じてはいけない。