一度は泊まってみたいアジアの「奇妙なホテル」3選

ハン・ガー・ゲストハウス、ベトナム(Zhukov Oleg / shutterstock.com)

アジアでは近年、他の地域には見られないユニークなホテルがオープンしている。砂漠の中に建つSF映画を思わせる外観のホテルから、ガウディの建築をイメージさせる奇妙な建築のゲストハウスまで、次の休暇の滞在先として検討してみたい3つの宿を紹介する。

The Desert Lotus Hotel(中国・内モンゴル)


Photo by Feng Li / gettyimages

騒がしい都会を離れ、砂漠の中で幻想的な時を過してみたい人にぜひお薦めなのが、中国の内モンゴルの砂漠の観光地、包頭市(ぱおとう)にあるホテル「The Desert Lotus Hotel」だ。北京から600キロも離れた場所にあるこの宿は、砂漠の真ん中の3万平方メートルの敷地に建設されたホテル。

砂の上に浮かぶ白い船の帆のような外観の建物は、環境に配慮しセメントを用いない特殊な工法で建てられている。真っ白なクラスター状の居室は金属製のパネルの上に、砂を敷き詰めて固定されており、まるで砂漠に浮かんでいるような幻想的なムードを漂わせている。

ハン・ガー・ゲストハウス(ベトナム)


Zhukov Oleg / shutterstock.com

通称「クレイジーハウス」と呼ばれるベトナムのダラットにあるこの宿は、ガウディの建築のような型破りな設計のゲストハウス。合計で10室の客室があり、それぞれの部屋がトラの部屋、タカの部屋、アリの部屋、カンガルーの部屋という具合に動物のテーマで作られている。

各部屋には奇妙な外観の家具が置かれ、迷路のようなトンネルや急角度の梯子なども備えつけられている。ダラットの観光地としても有名なこのホテルは、宿泊者以外でも見学料を払えば内部を見て回ることが可能だ。

サン・クルーズ・リゾート(韓国)


KoreaKHW / shutterstock.com

クルーズ船に乗らずにクルーズ気分が味わえるホテルが、韓国の北東部の江原道の海沿いに建てられたサン・クルーズ・リゾートだ。長さ165メートル、高さ45メートル、3万トン級の超豪華客船を陸上に再現したこのホテルは211の客室数を誇り、回転式スカイラウンジやナイトクラブも備えたクルーズ型のテーマリゾート。宿泊料は8万ウォン(約8000円)からとなっている。

編集=上田裕資

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事