下記にその10社の企業名、国籍、企業価値を掲載する。
1位: ウーバー/米国/680億ドル(約7.7兆円)
2位: 滴滴出行/中国/500億ドル
3位: シャオミ/中国/460億ドル
4位: 美団大衆点評/中国/180億ドル
5位: エアビーアンドビー/米国/293億ドル
6位: スペースX/米国/212億ドル
7位: パランティアテクノロジー/米国/200億ドル
8位: WeWork/米国/200億ドル
9位: Lu.Com/中国/185億ドル
10位: ピンタレスト/米国/123億ドル
※8位のLu.Comは平安グループのP2P金融企業(漢字表記は「陸金所」)
中国のユニコーンの大半はインターネット関連かスマートフォン事業を運営する企業で、中国最大のO2Oプラットフォームの美団大衆点評やスマホメーカーのシャオミ(小米)が代表例だ。
中国のユニコーン企業には、大手ベンチャーキャピタルの資金が流れ込んでいる。例えば美団にはDST GlobalやTrustbridge Partners(摯信資本)、Capital Todayらが出資。シャオミはQiming Venture Partners(啓明創投)、クアルコム・ベンチャーズ、Digital Sky Technologiesらの出資を受けている。
中国スタートアップの躍進ぶりは、今年のMITテクノロジーレビューのランキングにも現れており、テンセントが8位、アリババが41位となっている。
中国のテクノロジー分野は国際的な競争力を急激に高めている。世界経済フォーラムが今年発表した国際競争力ランキングでは、中国は27位だった。