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「アトラシアン(Atlassian)」創業者のマイク・キャノンブルックスとスコット・ファーカー(c)Atlassian

エンタープライズ・ソフトウェアの開発を手掛ける「アトラシアン(Atlassian)」は、知名度こそ高くないが、顧客にはテスラやスペースX、スポティファイ、アイビーリーグの全8大学など、優良な企業や教育機関が名を連ねる。

同社は10月19日、第1四半期決算を発表した。売上高は前年比42%増で、通期の利益見通しも市場予測を上回る見込みだ。好調な業績を受け、同社の株価は発表後24時間で25%上昇した。

この結果、同社の2人の創業者、マイク・キャノンブルックスとスコット・ファーカーの資産はそれぞれ7億ドル(約780億円)増えた。2人の持ち株比率は約60%で、フォーブスのリアルタイム・ビリオネアランキングによる最新の資産額は、それぞれ35億ドル(約3980億円)となっている。

2人は今年5月、フォーブスの「グローバル・ゲームチェンジャーズ(世界を変える起業家、経営者)」リストに選出されたが、当時の資産額はそれぞれ26億ドルだった。

オーストラリア出身の2人は、ニューサウスウェールズ大学在学中に知り合った。大学では、2人とも同じ奨学金を授与されていたという。キャノンブルックスは、在学中に友人数名にメールを送り、一緒に起業する仲間を募ったところ、唯一了承したのがファーカーだったという。

2人は卒業後、スウェーデンのソフトウェア企業向けに外部サポートを提供し、自宅でプログラミングを行ったという。しかし、この事業は規模拡大が困難だったため、試行錯誤を重ねた結果、バグトラッキングシステム「Jira」の開発に行き着いたという。

彼らはシドニーに住みながら海外展開ができるよう、Jiraをオンラインで購入できるようにしたところ、世界中の技術者チームから注文を受けるようになり、ビジネスは急成長を遂げた。その後、アトラシアンは情報共有アプリ「Confluence」や、スラックに似たチャットツール「Hipchat」などを開発し、今では12種類以上のコラボレーションツールを提供している。研究開発に積極的に投資を続けたことで同社の事業は拡大を続け、現在の年間売上高は6億ドル(682億円)に達する。

キャノンブルックスは「グローバル・ゲームチェンジャーズ」に選出された際、長期ビジョンについて次のように述べている。

「今から10年後、私とファーカーはまだ47歳で、バリバリ仕事をしているだろう。我々は、10年単位で世界について考えるようにしている」

編集=上田裕資

 

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