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リード・ヘイスティングス ネットフリックスCEO(Photo by Jacopo Raule / Getty Images)

ネットフリックスは今や向かうところ敵なしの状態だ。今年は初のアカデミー賞受賞作品も送り出し、利用者は1億人を突破。同社の株価は、過去1年間で2倍以上に値上がりした。

株価の上昇により、ネットフリックスCEOのリード・ヘイスティングスは今年初めて、フォーブスの米長者番付「フォーブス400」にランク入りを果たした。ヘイスティングスの資産額は22億ドル(約2468億円)と算定され、359位に入った。

数年前は、誰もネットフリックスのここまでの成長を予測できなかった。2011年、同社の事業は混乱に直面した。ヘイスティングスがこの年の7月、DVDレンタル事業とストリーミング事業の切り離しを宣言すると顧客らは怒り、株価はその後5ヶ月で74%低下した。

顧客の反発を受けたヘイスティングスはこの計画を撤回し、月額費用を払う顧客らをなだめることに成功し、ダメージは抑えられた。その後、ネットフリックスは順調に事業を拡大し、2011年12月に9.90ドルだった株価は、2017年9月後半には187ドルに達した。

今年は同社にとって実り多い年になった。オリジナルの短編ドキュメンタリー「ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-」はアカデミー賞を受賞し、年間で2000万人の新規会員を獲得した。ネットフリックスの会員数は今や1億人を突破している。

現在57歳のヘイスティングスの経歴は興味深い。米メイン州のボウディン大学の数学科を1983年に卒業した彼は合衆国平和部隊に所属し、スワジランドで高校の数学教師を務めた。その後、1988年にスタンフォード大学で人工知能の研究によりコンピュータ科学分野の修士号を取得した。

1991年にヘイスティングスは最初のベンチャー企業、Pure Softwareを創業し、同社を1995年に上場させた後、2年後にRational Softwareに売却した。彼は1997年にネットフリックスをマーク・ランドルフとともに創業した(ランドルフは2004年に取締役を辞任)。

創業当初のネットフリックスは、郵送によるDVDレンタル事業を行っていた。同社は動画ストリーミングサービスを2007年に始動した。以来、ネットフリックスはオリジナルコンテンツの拡充に注力し、これまで10タイトル以上のエミー賞作品を送り出している。

近年のヘイスティングスは慈善活動にも取り組んでいる。2016年には自身でチャリティファンドを立ち上げ、教育分野の支援を行っている。また、ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットらが始めた寄付啓蒙活動「ギビング・プレッジ」にも2012年から参加。生前もしくは死後に、自身の資産の半分以上を慈善活動に寄付することを誓約している。

編集=上田裕資

 

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