ライフスタイル

2017.10.22 11:00

時計にして時計にあらず? LVのコネクテッドウォッチ


森岡:腕時計の中で創造の旅をしているようなものですね。ダイヤル文字盤も好みによってカスタマイズできます。ストラップもメンズ用で30種類、レディース用で30種類と、洋服を着替えるように交換ができる。しかも交換もワンタッチで、僕にでもできるくらい、簡単です。

小暮:私も今年、スマートウォッチを購入しました。情報を取得する主な方法がデスクの上のパソコンから小さなスマートフォンへと変わったように、これからはその一部を腕元のスマートウォッチが担うのではと読んでいます。ルイ・ヴィトンではこのモデルを「コネクテッドウォッチ」と表現していますが、そのネーミングも言い得て妙。常に外界とつながり、自分に情報を届けてくれることを日々感じていますから。この「タンブールホライゾン」は、それに加えて、確かなラグジュアリーさ、上質感にあふれています。スマートウォッチを持つ喜びと価値を確実にアップさせるモデルです。

森岡:時計にして時計にあらず、そんな感じさえしますね。男の着こなしにおいて、時計はアクセサリーの一部であり、ドレススタイルでは唯一主張できる部分でもあります。しかし、この腕時計はアクセサリーを超えて、自分のためのオンリーワンの存在、良き相棒=パートナーになれる腕時計だと思います。


森岡弘(左)◎『メンズクラブ』にてファッションエディターの修業を積んだ後、1996年に独立。株式会社グローブを設立し、広告、雑誌、タレント、文化人、政治家、実業家などのスタイリングを行う。ファッションを中心に活躍の場を広げ現在に至る。

小暮昌弘(右)◎1957年生まれ。埼玉県出身。法政大学卒業。82年、株式会社婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。83年から『メンズクラブ』編集部へ。2006年から07年まで『メンズクラブ』編集長。09年よりフリーランスの編集者に。

文=フォーブス ジャパン 編集部

この記事は 「Forbes JAPAN No.39 2017年10月号(2017/08/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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