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I write about the business of marijuana.

(Photo by David McNew/Getty Images)

米カリフォルニア州北部で発生した山火事は、地元の大麻農家にも壊滅的な打撃を与えている。一部の農場では収穫を目前にした大麻畑が全焼してしまった。火災に見舞われた地域は「エメラルド・トライアングル」と呼ばれる、米国最大の大麻の生産地域だ。

地元で大麻の流通を手がける企業「Flow Kana」によると、大麻農家の多くは火災保険を受け取れないという。これは連邦政府が大麻を違法としているからだ。

「農家らはこれまで莫大な資金と労力を注ぎ、来年から合法化が始まるカリフォルニア州の需要に応えようとしてきたが、その努力の結晶が灰になってしまった」とFlow Kanaの広報担当は述べた。

大麻栽培農家組合の会長、Kristin Nevedalによると火災が発生したのは、農家が本格的に大麻の刈り入れを始める直前だったという。

「カリフォルニア州北部でワインや大麻の生産を行う農家にとっては、最悪のタイミングで火災が発生した。ソノマ郡だけで推定3000から9000ヶ所の大麻農園があり、被害額は数億ドルに及ぶ」と大麻業界のリサーチ企業Radar MRXの担当者は述べた。

大麻が燃えてしまったことをジョークのネタにする人もいるが、農家にとってはまったく笑い事では済まない事態だ。煙に含まれる化学物質が葉に染み込むことで、火災の難を逃れた作物も、今後の疫病の発生が懸念される。

煙をかぶった大麻を大麻オイル等の加工製品用に販売する方法もあるが、その場合に農家が得られる収入はかなり低いものになってしまう。

関係者の間からは「火災の被害地域は限定的であり、これが米国全土の大麻の価格に影響を与えることはない」との見方もあがっている。しかし、特定の農家と長期契約を結んでいた流通業者の被害額は甚大だ。

地元の大麻農家は今回の火災が与えた苦しみを次のように語った。「我が家の農場は2年前にも火災で全焼したが、ここ数日で受けた被害で胸が張り裂けそうな思いにさせられた。地元の農家のメンバーと力を合わせ、この困難に立ち向かっていくしかない」

編集=フォーブス ジャパン編集部

 

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