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消費経済:小売業とそれを改革する人々について執筆

モデルのカーリー・クロス(Photo by Clemens Bilan/Getty Images)

スーパーモデルのカーリー・クロスの生い立ちは、ある意味で平凡なものだ。米国中西部の10代の少女がある日、モデルエージェンシーに見出され、ニューヨークのランウェイにデビューし、ファッション業界を代表するモデルとなった。

ただし、モデルとしてのキャリア以外にクロスは偉大な役割を果たそうとしている。彼女はこれまで合計36回、「ヴォーグ」の表紙を飾ってきたが、コンピュータやプログラミングに詳しいことで有名なクロスはNPO団体を設立し、女性プログラマの育成を目指している。

「Kode With Klossy」と呼ばれるその団体の活動について、クロスは先日のフォーブスの「30アンダーサミット」の場で語った。

現在25歳のクロスは聴衆たちに、「ファッション業界に進むとは考えたこともなかった」と述べた。彼女の父は緊急救命室で働く医師だった。「将来は父と同じ仕事に就くかもしれないと思っていた」

4姉妹の次女として生まれたクロスは学生時代にプログラミングを始め、現在はニューヨーク大学でコーディングを学んでいる。「シリコンバレーの若い起業家たちは、テクノロジーの力で次々と新たなイノベーションを起こしている。自分もその流れに加わりたいと思った」とクロスは言う。

クロスが自らの資金を注ぎ2015年に立ち上げた「Kode With Klossy」は、初年度のサマーキャンプで21名の女子学生に奨学金を与えた。その翌年には給付対象を75名まで拡大し、ニューヨークやロサンゼルスのみでなく、彼女の地元ミズーリ州のセントルイスのキャンパスの学生も対象とした。

「Kode With Klossy」は2週間の集中プログラムで、13歳から18歳の女性たちがプログラム言語のRubyを学び、様々なプロジェクトで経験を積む内容だ。「プログラムというのは、最初はぼんやりとしたものだが、学んでいるうちにそれをどう役立てるかが分かってくる」とクロスは言う。

2017年にはフォードの教育プログラム「Ford STEAM」の支援を受け、300名の少女たちにサマーキャンプを提供できたという。これまでの「Kode With Klossy」の卒業生のなかには、有名大学のコンピュータ学科に進み、ハッカソンで大金を手にしたメンバーもいる。

「私が支援したメンバーが活躍してくれるのはとても嬉しい。今後もこの試みを続けていきたい」とクロスは話した。

編集=上田裕資

 

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