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消費経済:小売業とそれを改革する人々について執筆

グランピー・キャット(JStone / shutterstock.com)

元祖スター猫の影響力はやはり強かった──。フォーブスの「トップインフルエンサー」ランキングのペット部門で、グランピー・キャット(Grumpy Cat)が首位に輝いた。

グランピー・キャットは、子猫症と受け口による不機嫌(grumpy)そうな表情が可愛いと評判の5歳のメス猫だ。その人気に火がついたのは2012年。米アリゾナ州に住む飼い主のタバサ・バンデセンの兄弟が、当時生後数ヶ月のグランピー・キャットの写真を巨大掲示板サイト「reddit」に投稿したところ、瞬く間に注目を浴び、同写真は一夜にしてトップページに躍り出た。

「誰もがその写真はフォトショップ加工されていると言いました。そこで兄は動画をYouTubeにアップしたのです。動画は24時間以内に100万回以上再生され、彼女はインターネット・ミームになりました」とバンデセンは話す。

それ以来、グランピー・キャットとバンデセンはさまざまな企業やブランドと契約を結んできた。2013年には、フリスキーのスポークスパーソンならぬスポークスキャットに就任。また、バンデセンはデジタルマーケティングに精通したタレントマネージャーのベン・ラッシュズと組み、ロックTシャツで有名なアパレルブランドのHot TopicやぬいぐるみメーカーのGundなどとのコラボレーション商品を展開しているほか、公式ウェブサイトでもカレンダー、マグカップ、Tシャツなどを販売。

さらに2014年には、「Grumpy Cat’s Worst Christmas Ever(グランピー・キャットの史上最悪のクリスマス)」という主演ドラマまで放送された。

「彼女のキュートで無愛想な顔には、誰もが手を止めて見入ってしまいます。それこそがグランピーを起用する側の狙いです」とバンデセンは言う。

そんなバンデセンが、愛するペットを有名にしたい飼い主におくるアドバイスは、飼い主自身がいいと思う写真をSNSで共有することだ。「あなた自身に喜びをもたらす写真は、世界中の人にも喜びをもたらします」

またバンデセンは、SNS発のペット人気は一過性のブームではないと考えている。「私自身、名犬ラッシーやガーフィールドから影響を受けて育ちました。影響力を持つペットは、いつどこから現れるかわかりません」

フォーブスの「トップインフルエンサー」のペット部門2位は、独特のヘアカットが人気のポメラニアンのBooだ。3位は著名人とともにメディアに登場することでも話題のパグ犬Doug The Pugが選出された。


3位のDoug The Pug(Photo by Rick Diamond/Getty Images for CMT)

編集=海田恭子

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