魂を売らずにバイラルコンテンツを作るための秘策

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もちろん、成功率を上げる方法はいくつかある。例えば、ニュースサイクルの波に乗って、最新ニュースに関連したコンテンツを作成すること。ここで重要なのは、誰も口にしていないようなコンテンツを作成して、独自性を持たせることだ。また、キーワードを活用し、人を引き付けて思わずクリックさせるような見出しを作るよう努力する。

これらを実行すれば必ずバイラルになるというわけではないが、可能性は高くなるはずだ。

私の経験から言うと、バイラルなコンテンツには2つの大きな要件がある。

一つ目は人に広めやすいこと。あなたが書いたレモネードスタンドに関する1万語の記事は、面白いかもしれないが、バイラルになる可能性は低い。

ミーム(笑いを誘う加工が施された画像や動画など)が人気な理由の一つは、たった数秒で楽しめるという即時的な満足感にある。

二つ目は、オーディエンスに真の感動を与えるものであること。私たちは、笑ったり、泣いたり、孤独感が少し和らいだりするような、自らに何らかの感情を持たせてくれるコンテンツを共有する傾向にある。

私たちは、自分がその投稿に共感していることを他者に知ってもらいたいから共有するのだ。インターネットの良いところは、私たちが相互に偽りなくつながる手段を提供してくれること。それを活用しよう。

誠実さを持って、自分が情熱を持つコンテンツを作ろう。バイラルになるかもしれないし、ならないかもしれない。しかしどちらにしても、自らの信念を曲げることなくオーディエンスが見つかるだろう。もしかしたら、朝起きて自分のコンテンツが何百万回も閲覧されたことを知る日がくるかもしれない。

編集 = 遠藤宗生

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